ハウジングの魅力の原点?
ハウジングの魅力?
私はハウジング大好きで色々な部屋をつくるんだけど、いつも思うことがあるんです。ハウジングの魅力って何かなって。そんなのそれぞれなんだけど、それぞれなものこそ、不思議と画一的になっていくものだとも思うこともあって。
例えば絵や写真って、よほどの技術や才能や感性を持ってない限りは、普通に学べば学ぶほど、練習すればするほど、個人の個性は押し固められて、自分の外にある価値観によって評価されるものをつくり出すことに一生懸命になっちゃうことってあると思うんです。
もちろん賞をもらって賞金をもらえたりすると、それでまた撮影に必要なものを買ったり出来るからもちろんプラスにはなるんだけど。でも、自分が感じてた魅力からは、知らず知らずのうちに遠ざかってしまうように思える時もあるんですよね。
ハウジングに話を戻すと、私が今までにすごく好きだなって(技術的にすごかったりアイデアが素敵なハウスはいっぱいあります!)思ったハウジングって、色々見てまわったりもしてきたけど、2軒くらいしかなくて。そこに最近もう1軒加わったので書いておこうと思ったのが今日のお話。
モエさんがつくってくれた部屋
それがこの部屋!モエさんが新FCを立ち上げて、FCハウスが持てるようになるまでの間集まれるようにって、アパルトメントを買ってくれて、一晩でいつの間にかつくってくれたお部屋なんです。
毎週『お茶会』と称して、集まって、お茶を飲みながら取り止めのないおしゃべりをする会を用意してるんですが、そのためのスペースとか、奥には『お昼寝スペース』を用意してくれていたりとか。
もの凄い手が混んでいたり、何かを再現していたりするようなハウジングではないわけなんだけど、この部屋の全部から、モエさんの想いが伝わってくるとこがすごく好きなんです。
奥のくつろぎスペースもシンプルなんだけど、お茶会用にお茶を用意してくれて、座布団はきっと、モエさんの好きな緑や、私が好きな赤で。だからきっと左上が私の場所なんだろうなって勝手に思ったり。
ハウジングっていうと、Twitterだったり、展示だったり、人にみせるための手の込んだものばかりが『FF14のハウジング』としてのトレンドであちこちで取り上げられてるけど、私はそこに確かにあるその家での生活や想いが形になったハウジングも、トレンドのハウジングに対して見劣りしないすごく大きなハウジングの魅力の一つだなって思ってます。
私が好きな部屋はどれも、そこには技術以上にいっっぱいの想いがこもってるんです。だから何度でも行きたくなるし、そこにいると幸せな気持ちになる。そんな、ハウジングの魅力も大切にしたいなっていつも思います。
そこにハウスがあってそこで生活するってことがきっとハウジングの魅力の原点だから、もっと映える部屋をつくらなきゃって半ば義務感のように頑張っている人は、ハウジング技術は少し横に置いておいて、そこで誰がどんな風に生活を楽しんでいるかっていう原点に目を向けてみてもいいのかなって思います!
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