割れたの……？
『九尾の狐』伝説は本当なの？
2022年3月6日『九尾の狐の殺生石が真っ二つに割れた』というニュースが話題になりました。
FF14に出てくる『九尾のカムイ』もこうした現実の伝説が元になっているわけですよね。
今で言うこうした空想上の存在として親しまれているのと同じで、それは昔々の人たちの遊び心なのか、それとも人間の何らかの特性に対する戒めとしての存在だったのか。
あるいは、昔々はこうした存在が現実に存在していたのか。
もしかしたら、今も存在しているのか。
人には、自分が知らない、自分には見えないものは「存在してない」と信じて疑わない人と、存在が確認できないものの、無いことが証明できない以上「存在する可能性がある」と考える人…………あとは知ってるし見ててもいて「存在する」と言う人がいると思います。
実際どうなんでしょうね。私たちは、宇宙は言うまでもなく、こんなに所狭しと蔓延ってる地球という星の中ですら踏破のアチーブメントを取得していません。海底はおろか、私たちの住む同じ地上からだっていまだに新種の生き物が当たり前のように発見されるわけですし。
その程度の現実認識力の私たちが、居るだの居ないだの考えるなんて、未プレイの人同士が「FF14はいいゲーム」だの「FF14はつまらないゲーム」だのとごちゃごちゃ議論してる程度のことなのかもしれませんね。
九尾の狐って何者なの
九尾の狐ってなんなのか……どういう存在として語り継がれているのかは以前ブログ記事でお話ししたのでそれをご覧いただくとして。
元々は中国の古代王朝時代からの伝承にある存在のようです。まぁそうでしょうね。
面白いなって思うのは、日本に伝わる九尾の狐伝説の『玉藻前(たまものまえ)』がその中国古代王朝時代の九尾の狐と同一個体であるとされているところ。
日本では、尻尾が2本だったのか9本だったのかよくわかりませんが、人間に化けた妖狐が1156年7月20日に崩御したとされている第74代天皇(上皇)に近づき命を奪おうとしていたところを、陰陽師である安倍泰成に見破られ逃走。その後栃木県の那須町まで逃げ延び、那須岳で討たれ、石になった。というのが概要です。
その後、石になってなお近くの生命を脅かしたため『殺生石』と呼ばれるようになったのだとか。
今那須岳にあるのは砕かれた一部、だそうですが。
FF14における九尾の狐は何者なの
玉藻御前
FF14で有名なのは、ヤンサ地域でその存在が囁かれる『玉藻御前』です。
ヤンサに時折姿を表す、人間の姿をしているギンコ、キンコ、そしてミクズメ。祠の近くで謎の老婆を見た、という噂も冒険者の間で有名です。
そして玉藻御前が去った後には『殺生石の欠片』が残されているのだとか。何だかんだで欠片じゃなくて塊になるくらいリテイナーさんが持ってるけど…………リテイナーさん大丈夫かな。
実際問題、沸かせるための情報はわかっていますが、細かいことはあまりはっきりしていない謎多き存在です。
それは何故か。
かなりレアな存在な上に、まぐれでも出会えて欲しいアイテムを入手してしまえばその後必死になって謎を解く必要もないからです。しかもその中でも人気のアイテムだった『タマモカチューシャ』は、今ではイディルシャイアのちゃっかり者『クロ』が賞品ラインナップに加えているため(と言っても完全に運なので入手はそこまで簡単ではない)いよいよ玉藻御前に会いたいという人は減っています(書いてる間にモグコレの配布アイテム指定されたと発表があったので2022年3月14日をもって、当面は何のレアアイテムでもなくなりました。朱雀マウントも配布されるので、紅蓮の極蛮神なんて見たこともない人が『九尾のカムイ』を持てる日もそう遠くないですね！でも、そうなる前に青龍戦を楽しみたいという方は下の攻略記事をどうぞ♪)。
いずれ本当に出会った人が数少ない伝説の存在になってしまうかもしれませんね。
九尾のカムイ
見た目は玉藻御前に酷似していますが、体躯も小さく別個体です。紅蓮編に登場する全ての極マウントを入手するとクエストが受注出来るようになります。
全マウントを集めた人はクガネのエーテライト近く(X:11 Y:10付近)にいる『かわら版売り』からクエストを受注しましょう！
玉藻御前も瑞獣なわけですが、なんで尻尾が増えるんでしょうね。猫又とかも尻尾が増えますよね。あ、ギリシャ神話だけどケルベロスは頭が増えてますね……！あれも犬だし瑞獣の一種なのでしょうか。
まぁ……不思議な存在はいっぱいありますが、今回の話で私が一番気になってるのは……阿部泰成。
他の存在は人ならざるものなので人智を超える何をしてもいいんですが、阿部、お前は別だ！って思う。
人でしょ……？それで何千年も生きてる妖狐と戦うって…………ほんとは一番長生きしてるの阿部なんじゃないのって思っちゃう。
安倍晴明の直系の子孫らしいですが。実は晴明本人で、その晴明も古代中国から妖狐を追って日本に来た瑞獣……。
ていうか、瑞獣の伝説と、人間の肉体的寿命は115年くらいらしいってこの前の話とを合わせると……人間が215年生きれば妖力を得て、1215年を生きれば瑞人になるんじゃ……？
コールドスリープの期間は生きてる期間に含まれるのかどうかが気になる所ですね！
そして、こんな記事を書いている間に、『モグモグコレクション〜聖典を継ぐ者〜』が発表になり、その中の配布アイテムに『タマモカチューシャ』が含まれていました！
さようなら……玉藻御前……。
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