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【FF14】今日から始めるフロントライン7「シールロック(争奪戦)入門」(EK-234)

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フロントライン・シールロック(争奪戦)のフィールド説明文

シールロック(争奪戦)

2つ目の競技はシールロック(争奪戦)。フィールド上の『リス』と呼ばれるターゲットを占領しつつ、全員でまとまって行動するのが基本戦略の競技です!

Ver.3

記事作成日:2021/04/07

最終更新日2023/06/05

知っておきたい予備知識

これまでのフロントライン入門と重なっている部分も多いので、簡単におさらいしつつ、詳しい内容を解説していきます。

今日開催されている競技は?

フロントラインは現在4つ(2023年6月現在は3つ)の競技があり、0時を境に日替わりで開催されています。

好きな競技に参加したいというのもありますが、人数が72人と多いので、同時開催してたら人が揃わなくなっちゃいますよね。

今日フロントラインで何が開催されているかの確認方法はこちらをご覧ください!

 

チャットのこと

チャットは普段使っているものは一通り使えます。ShoutやYellを使っても敵部隊にまで届いてしまうことはありません。

基本的に戦闘中は軍師さん*1がいればその指示や、バーストタイミング合わせなどの確認に使います。

 

移動のこと

全競技共通ですが、移動は基本的にマウントに乗ります。ただし乗っている時に攻撃を受けるとデバフがすごいので、攻撃される恐れのある時は乗らないようにします。(2023年5月のアップデートで、強制的にマウントから降りて少しの間再騎乗出来ないだけのデメリットになりました。安心してマウント移動しましょう)

デジョンを使うとスタート地点に戻れます。何度でも使えるので、迷子になってしまったらデジョンしましょう。参考記事

 

 

突入したらまずやっておきたいこと

突入後は基本的に数10秒の待機時間があります。最初は恐らくドキドキしてその間に何かするなんて余裕はなくてOKですが、少し慣れたら以下のような準備をしてみるとGoodです。

所属部隊の確認

意外とわかりにくいのが、自分がどの部隊なのか……です。基本的に自分たちのスタート地点に近い場所ほど安全性が高いので、退路を意識する意味でも最初に確認しておきます!

画面内のマップやコンテンツ情報の画面から読み取ることが出来ます。

詳しい確認方法は前回の記事をご覧ください♪

 

 

パーティ構成の確認

パーティ構成についても外縁遺跡群の入門記事に詳細があります。

外縁ではパーティ単位の戦闘が多いので少しシビアでしたが、シールロックではほとんどの場合全員で動くので、ジョブが偏っていることのデメリットは比較的少なめです。

2023年現在の仕様では、ジョブのロール構成を気にする必要はほとんどありません。ヒーラーがいなくても全然OKです。

周りは気にせず好きなジョブで戦いましょう!突入直後にいる拠点内なら、何度でもジョブ変更が可能です。

 

 

マップの調整

マップの確認しやすさはフロントラインでは重要です。迷子にならないために自軍の分布を確認するのはもちろん、敵の動きや、得点関連のギミックもマップから情報を得られます。

決まりはありませんがオススメは近距離レーダーとしてナビマップ(丸い方)。全域マップとして通常マップ(四角い方)です。

四角い方のマップは縮尺を調整し*2、フィールド全体が見えるようにしておきます!

 

 

シールロック(争奪戦)の基本ルール

概要と勝利条件

シールロックは黒渦団、双蛇党、不滅隊の3国で20分の制限時間内で集めた「情報値」を競います。いずれかの部隊が先に700ポイントの情報値を獲得するか、制限時間が過ぎるかで勝敗が決まります。

 

「争奪戦」フィールドガイド

実戦で自分のマップを見る気分で下のマップを見てみてください!

フロントライン・シールロック(争奪戦)のフィールド全域

シールロック(争奪戦)の全体マップ
スタート地点

スタート地点は、フィールドを大きな三角形だとすると、各頂点付近にある旗がそれぞれのスタート地点です(どこがどの国かは毎回変化)。ダウンした後のリスポーンや、デジョンした時のリスタート地点もここです。

スタート地点では何回でもジョブチェンジが可能です。

2023年6月以降は自軍スタート地点の国旗が強調されるようになっています。

 

アラガントームリス

マップ中央付近に三つの◇マークがありますが、これがアラガントームリス(略して「リス」)です。部隊マークがない場所は中立で、これを占拠している時間が長いほど情報値をたくさん得られます。

占拠し続けるという点では「制圧戦」のアウトポストと同じですが、こちらは円に入るのではなくて、ターゲットしてもう一度決定するとキャスト時間が発生して、終わると自軍占拠状態もしくは中立状態に変わります。塗替え回数でアチーブメントも。

公式サイトのアラガントームリスのランクを説明した画像

アラガントームリス(公式)

リスにはS,A,Bの3種類のランクがあり、ランクが高いリスほどたくさんの情報値を引き出せます。見た目も違いますが、基本はマップ上のアイコンの○角形の角の数が多いほど高級品だと覚えておけばOKです。

湧く場所は、元々そのオブジェクトがある多数の地点の中のどこかです。

  1. リスは占領し続ける必要がある
  2. リスにはランクがある
  3. どのリスがアクティブになるかはランダム

 

 

情報値を増やす手段

情報値を増やす手段は二つです!

  1. 敵兵をKO*3する
  2. リスを占拠する(し続ける)

一見シンプルなルールですが、エリアによる多彩な地形バリエーションからくる攻めやすさ、守りやすさ、湧きのランダム要素と要防衛であることなどが合わさり、意外にも多彩な展開があり飽きない競技の一つです。

小競り合い的なものが多い制圧戦に比べて大人数が激しく衝突するので戦闘が派手なのも印象的。

 

 

情報値の減少

シールロックではダウン*4すると、敵部隊の情報値が増加するだけでなく、自分の部隊の情報値が減少します。1つ目の競技『制圧戦』以上に、生き残ることも勝つ要素の一つになっているということですね!

 

 

シールロック(争奪戦)の初心者向け攻略

シールロックの特徴

どこから襲われるかわかりにくい

シールロックでは一旦スタート地点から離れてしまうと、地形も複雑だし、固定の目的地もないので、どこから敵に襲われるかわからない、というのが怖いところです。

 

戦術が多彩で勝敗が読みにくい

地形の複雑さを逆手に取って予想外の所から攻めたり、あえて戦闘を避けてリスを狙ったりと多彩な戦術が取れるのも面白さです。

 

攻撃が激しい

制圧戦では全部隊が一箇所に集まって戦闘をすることはほとんどありませんが、シールロックでは日常です。なので「競技共通の基本戦術」で触れたような前線からはみ出すと一瞬で溶けます。いよいよ個人での力押しは出来ないので、ここでもなるべくまとまって行動することが生き残る秘訣です。

 

 

シールロックの基本戦術

慣れないうちは

慣れないうちは、とにかくマップを活用してみんなと動くことを重視します。リスなんて触らなくてOK。

中長距離移動時はマウントに乗る。そのタイミングを掴むように意識をしながらやると、うまくみんなについていけるようになると思います。

何度でも使えて永続になった『スプリント』もしっかり活用しましょう!

いずれ比較は載せますが、慣れないうちはなるべく低姿勢で目立たないマウントを選んでおくのがオススメです。とりあえず黒チョコボにしましょう。あればクァールやパンサーなどもイイ!持っていれば『レベルチェッカー』のステルス性の高さもイイ感じです。

 

全体の流れの一例

リスの場所やランク、情報値のバランス、部隊の位置などで全く動きが変わるので決まった流れはありません。が、ここではよくある流れの一例を紹介しておきますね!

  1. スタート地点では、挨拶してマップを整えるくらい
  2. マウントに乗って開始待ち
  3. しばらく前進したあたり(みんなについて行けばOK)で停止して最初のリス待ち
  4. 近くに出たリスは敵影がなければとる(慣れないうちはリスの位置を確認できれば満点)
  5. 複数のリスを同時に防衛するのは難しいのでマップを見ながらみんなと合流しておく
  6. 近くの人の動きだけを目視で見ていると取り残されるので、なるべく広域マップを見ておく
  7. マップで複数の人が移動する様子が見えたら自分もさっさと動き出す
  8. 自軍スタート地点に近いエリアにリスが出たら基本は取りに行く流れになる
  9. 後半以降自分たちが暫定1位なら集中攻撃を受ける可能性が高いので、戦闘中は常に退路を意識する
  10. 暫定2位や3位なら、1位のリス占拠を妨害したり、倒したりしに行く

 

 

慣れるための練習のポイント

ここまでの内容でもう十分初めてのシールロックに必要なことは掴めていると思うので、読むのはここまでで大丈夫です。

もう少し詳しい内容が聞きたい方、まだしばらく電車に乗ってるからまだあるなら読みたいよ!という方は続きをどうぞ♪

戦闘中の動きは共通

戦闘中に気を付けることやその練習メニューは「共通の基本戦術」の所にありましたね!戦闘そのものの練習は共通で慣れていけばOKです。

色々な考え方がありますから、慣れたらあとは色々な人に聞いてみるといいと思います!

 

地形を覚える

見晴らしがよく地形もシンプルな制圧戦と違って、シールロックでは最初、平面のマップを立体的に理解しにくいかもしれません。

「これほんとに前回と同じフィールド?!」と思ってしまうくらい。

 

まずは四角い方のマップでフィールド全体を固定表示して、なるべくマップを活用しつつみんなと移動して、地形を覚えることを優先するのがオススメ。

みんなの近くにいるつもりがみんなは崖の上にいた……「どこから上がるのそれ!!」なんてことも。

ついでにリスの出現予定地がそれぞれどんな場所なのかも見ながらまわるのがオススメ。

  

マップを見る。とにかく見る!

少し次のステップも含みますが、移動中、慣れたら戦闘中もチラチラとマップを見られるようになると色々なメリットがあります。

  1. 目視より広い範囲の味方が見える→みんなについていくのがすごく楽になる
  2. 向かっている先の戦況(押してるのか押されているのか、もう敗走してるのか)が事前にわかる→余計な移動やダウンの数が減らせる
  3. 戦闘があれば敵軍同士の位置もわかる→敵がしようとしていることが見える→逃げるも攻めるも先手が打てる
  4. 人の流れだけじゃなくリスの位置がわかる→動きが理解しやすくなる
  5. 今の動きの理由がわかってくる→敵も同じなので敵の動きが予想できるようになる

軍師不在の場合は特に、他の部隊の動きに対して後手後手で動くことになるので、よくわからないままやられてしまうことが多いかもしれませんが、マップを見ていると自分が軍師をしないまでも、攻め時、逃げ時がなんとなくでも掴めるようになってきます。

戦闘中の基本戦術だけではカバーしきれないダウンを防いだり、もっとノックアウトを取りたい時に重要な要素です。

 

コンテンツ情報欄を見る

フロントライン・シールロック(争奪戦)のコンテンツ情報欄

コンテンツ情報(シールロック)

シールロックに限りませんがコンテンツ情報のチェックは、勝つためには重要です。主に「点数」とチャットでは呼ばれます(例:点数確認お願いします!)。

もちろん慣れないうちは、ただみんなについて行けばOKです。チャットで機嫌が悪そうな人もたまにいますが、わからないものはわかりませんし、わかってから参戦するなんて卵をスキップして鶏になれと言ってるようなものなので「点数も重要だから慣れたらみんな見てね♪」と楽しげに読み替えれば大丈夫です。あなた個人に言ってるわけじゃないので今は単純にみんなについていきます。

 

基本的に1位の部隊を攻撃します

上の画像の状態を例に説明します(2023年6月現在は少し表示が違います)。

自分は★マークの付いている黒渦団です。今は2位ですね。ここで3位の不滅隊を狙って攻撃したと仮定します。不滅隊も攻撃されたら応戦せざるを得ないので、2位 VS 3位の最下位争いが始まります。

そこがヒートアップすればするほど、1位の双蛇党は自由時間です。その隙にリスをどんどん確保するも、回り込んで2位を挟み撃ちして一網打尽、もしくはその両方だって出来ちゃいます。

どこかが700ポイントに達したらその時点で終わってしまうので、理想では黒渦団、不滅隊としては双蛇党を挟み撃ちにでもして1位射程圏内を保ちたい所。ということです。

 

でも1位を攻撃するのが全てなの?

現在占領しているリスをそのまま確保しておけば1位になれそうなシーンで、遠くで双蛇党と不滅隊が戦闘をしていたらどうするでしょうか。ちょっと悩みますよね。

さらに自軍は軍師もいなくて、そこまで戦闘では負けてばっかりで来てたら?下手に刺激してDのペナルティを増やせば危ういことになります。変に刺激しないで他2国で争っていてもらって、何なら追加で出たリスをひっそり確保した方がいいのかもしれません。

と思ったら双蛇党に優位な位置にSランクのリスが湧いてしまったらどうでしょう。もう行くしかないですよね。と思ったら双蛇党が押されて3位確定な不滅がそこを占拠したら……?

ちょっと馬鹿らしい話をしていますが、それくらい戦況は常に変化しているので、いついかなる時も1位を攻撃すればいい、とは限らないかもね、というお話です。

 

1位になると集中攻撃されることを逆に利用して、1位圏内の2位3位を維持しておいて、最後に一気に1位になってそのまま勝つという戦術でたびたび勝利している軍師さんもいました。最近はあまりそういう凝った戦略の軍師さんは少ないですが、正解はひとつじゃないってことがよくわかりますよね。

 

ちょっと余談

PvPでは、軍師がいない時の集団の行動は、意外なほどちょっとしたことで変化します。セオリーから大きく外れたことには指揮が必要ですが、セオリーの範囲内で複数選択肢がある時のきっかけはほんとに小さなことで十分です。

なので、ちょっとした攻撃でも敵からの敵視は変化します。

シールロックでは、戦闘にヒートアップするあまりリスを放置して2軍が争っているシーンが時々あります。普段は多数のリスを無防備に占領し続けることは出来ませんが、そんな時はそれが出来たりします。

でもそんな時に待てない数人が攻撃に行って、そのまま大群を率いて逃げ帰ってくるなんてこともよくあります。

倒せそうな逃げる敵がいかに標的にされやすいかってことがひとつと、常に戦っていなければいけないというわけでもないのがシールロックなので、「待つ」という選択肢も自分のシールロック行動辞書の中にあってもいいのかもしれませんね!

いかにもわかりやすくて「常識」のように謳われる必勝法も、よく考えると前提条件が大量に潜んでいるものかもしれません。今はそれらを満たすタイミングなのでしょうか。考え出すとキリがないですが、今はわかりやすい正解がないということがわかったらそれでいいような気もします。

 

 

フロントライン辞書:「シールロック」でよく聞く言葉・用語

  • リス
    アラガントームリスの略語。ターゲットしてアクションすることで占領し、維持することで情報値が増える。S,A,Bのランクがあり、ランダムに出現する
  • 枯れる
    一つのリスから得られる情報値は決まっており、枯渇することをこう表現する。例えば「東もう枯れます」は、東に出ているリスはもうすぐ情報枯渇するから今から占拠しに行かなくていいよ、という意味
  • 捨てる
    情報値のバランスやリスの配置によって、特定または全てのリスの新たな占拠を一旦やめること。「東捨てましょう」など。
  • 点数
    コンテンツ情報欄にある情報値のこと。無益な(と思われる)最下位争いが発生している時などに「点数を確認してください!」「またはマップを確認してください!」などのように誰かが注意を促してくれることも。「1位の部隊を攻撃しよう」という意味のことが多い
  • 高台
    シールロックではあまり明確とは言いづらくあまり使われないものの、例のSSで言うと黒渦団スタート地点からまっすぐ行った所の細長く高い高台や各所の崖の上などを指す(上にリスがわく)
  • 中央(または東西南北)
    主に「中央移動しましょう」などのようにたまに使われ、特定のピンポイントよりも単に方角を指す場合が多い。慣れないうちは深く考えずに集団についていけばOK。
  • 高揚
    敵を倒すことで付与されるバフ。詳細は別記事
  • 軍師
    部隊の動きを指揮してくれるプレイヤー。当然軍師さんによって指揮能力に差があるものの、従わない人と従う人がバラけることの方が勝てる可能性は確実に下がるので、指揮に従って動くと良い。自分が慣れていないなら、慣れていない軍師さんだっていることを忘れない
  • バースト
    全員で攻撃(主に範囲スタン、睡眠、引き寄せ、範囲攻撃)のタイミングを合わせることで、回復の隙を与ず敵部隊をごっそりKOする連携攻撃

【更新履歴】

  • 2021/04/07-Ver.1
  • 2022/04/15-Ver.2「パッチ6.1の仕様変更に対応しました」
  • 2023/06/05-Ver.3「パッチ6.4の仕様に合わせて改訂」

*1:ボランティアで、自軍の動きを指揮してくれるプレイヤーの俗称です。あくまでも普通のプレイヤーさんなので、従うかどうかは自由です。従った方が勝利に近づける場合も多いですが、慣れないうちはそれどころじゃないのは当然なので、余裕が出てきたら気にすればOKです。

*2:□ボタンでマップを表示したら、L1+右スティック上下で縮尺、右スティックで位置調整、もう一度□ボタンで固定

*3:敵を倒す=KO=ノックアウト=K≒キル

*4:自分が倒される=ダウン=D≒デス

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