『今日から始める!FF14新生エオルゼア!第22話』
こんにちは!
だいぶお馴染みになってきました、ミラプリコーデカタログのコーナーです。
本日は、あたたかな冬服コーデをご紹介。メインはベーシックなコーディネートですが、合わせる頭や手、脚がポイントです。
すでにFF14をプレイ中の方はコーディネートの参考に、まだの方はこんな楽しみ方もあるんだ、とエオルゼアの魅力の一つとして楽しんでもらえたら幸いです。
私が考えるミラプリのポイントは単純なデザインに限らず、素材、原材料も意識したものです。クラフターとしても長く活動していましたので、クラフター目線からの一味違ったコーディネートチョイスをお楽しみください。いろいろな裏設定や微妙な色具合にもこだわってみるのが、ミラプリの一つの楽しみ方だと思います。
最終更新日:2018/04/27
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目次
コーディネート
定番の冬服コーデに一工夫が光る組み合わせ。クルザス周辺の寒冷地での活動もいとわない冒険者にとって、暖かな服装は、もはや冬服というより一つの普段着とも言えよう。今回メインとなるのはグレイシャルコート。暁の血盟の盟主であるミンフィリアが寒冷地で愛用している服でもあり、冒険者の間でも認知度は高い。しかし実際に愛用している者が少ないのが残念なところ。ちなみに、寒いからといって服装を変えるNPCはミンフィリア以外知らない……。普段からして、ちょっと無理をしているのかもしれない……。
靴はコートとセットのグレイシャルブーツを使用。活動的な冒険者に合わせるため、防寒着としてあまりこってりしすぎないように、手袋は比較的薄手の物を使用した。フワモコ暖か手袋が好みの人は、ぴったりなものもあるので、ぜひ探してみてほしい。
- ダルメルブッシュハット(オーチャードブラウン)
- グレイシャルコート(スノウホワイト)
- ウールドレスグローブ(オーチャードブラウン)
- ウールタイツ(ラストレッド)
- グレイシャルブーツ(スノウホワイト)
- エンペラーズ・ニューフィスト
装備詳細
要求されるレベルと条件
- レベル:55以上(頭のみ代替品で41から)
今回はコーディネート重視なので、比較的高いレベル帯からのコーデになっている。しかし、寒冷な土地であるクルザス地方をメインに活動する時期は、レベル50までの新生エオルゼア編の終盤と、何より蒼天のイシュガルド編である。したがって、使いたい頃にはいつの間にかそれくらいのレベルになっているとも言える。
レベル55からなのは頭装備だけなので、代替品とすればレベル41からまで引き下げることが可能。
まだまだこのレベルに達していない場合は、ぜひ一つの楽しみにストーリーを進めてみてほしい。
頭装備
ダルメルブッシュハット
色:オーチャードブラウン
入手方法:革細工師製作・マーケットボード・お店など
装備可能レベル:55~
本来ギャザラーの装備であり実用性を兼ねるため、装備レベルが高め。 しかしおしゃれ装備のカテゴリからは外れる分、ミラプリコーデとして使用している人口は少なく、個性が光る組み合わせを楽しむことが出来る。
大ぶりではあるが、モコモコとした素材ではなく、ダルメルというキリンにも似たモンスターの革を使っており、フォルムは意外にもスッキリしている。染色感が良好なのも高評価。
装備レベルが高すぎる感じる場合にオススメなのが「ゴブリンキャップ」。一癖あるコーデとなるが、それで頭はレベル1から装備可能となる。見た目は手袋などの色味を調整することで意外とマッチする。「頭装備の開閉」に対応しているため、これは「開」状態で使用することをお勧めする。入手は、グリダニア旧市街、アプカル滝にいるジョナサスから。もし初めて訪れるようなら、すでに交換用のポイントはもらえる可能性が高いため、すぐに入手できる。元々はベテランリワードという長期ユーザーがもらえる特典だったが、誰でも交換できるようになった。相変わらず長期間プレイすることへの優遇がなさすぎることにも驚きだが、これから始める私たちにとってはありがたい話しと言える。
ちなみに側頭部のアクセサリーはシルバー製となっている。
胴装備
グレイシャルコート
色:スノウホワイト
入手方法:革細工師製作・マーケットボードなど
装備可能レベル:1~
ほわモコ冬コーデの定番とも言えるグレイシャルコート。原色は青系でもっと民族感が強い。これをスノウホワイトで染色することでアク抜きし、冬服コートに仕上げた。靴もセット品として存在しているが、他の部位はないため、各々コーディネートを考える必要がある。もちろん当ブログのおすすめは、今回のコーデ!
素材の質感も確認してほしい。茶色が濃い部分にはボアレザーが使われている。巨体のイノシシである。薄い色のふわふわとした部分にはチンチラの毛皮が使われている。このチンチラ。クルザス地方に分布しており、猫ではなくネズミの方がイメージに近い存在だ。
更にハイネックのセーターでレイヤーとなっており、非常に暖かそう。素材感としてはウール系のように感じられるため、他のアイテムにもウール素材をチョイスしている。ウールは暖かさとスマートさを兼ね揃えたアイテムとして定番と言える。
が、しかし、これは実際のところはウールではない。山繭糸という絹の一種であり、いわばシルクだ。このシルク、衣料用の最高級素材としてクレオパトラの時代から使われているらしい。保温性に優れている上に、吸湿、放湿性にも富むため、保温用途に限らず運動量も多くあせもかきやすい冒険者に最適の素材と言える。山繭糸というのはヤママユ蛾の繭から作られ、天蚕糸(テンサンシ)と言われる糸で、着物の材料としても使われる。
以上のことを踏まえ、今回のウール系ではなく、シルク系の素材で別のアイテムをチョイスしてみるのもおすすめということになる。そうは言っても、実はシルク系のちょうど合う装備が見つかればいいが、山繭糸を使うグローブもメインは革素材のものが多い。手で言えばウィーバーグローブが近いイメージで脚ならウルフタイツだが、結局メイン素材は羅紗を使用している。どちらもレベル50を越えてからとなるので、ハードルは依然として高い。
手装備
ウールドレスグローブ
色:オーチャードブラウン
入手方法:裁縫師製作・マケ・お店など
装備可能レベル:41~
冬服の定番、ウールを使用して作られたドレスグローブ。冒険者の多岐に渡る作業を妨げないシンプルな作りが魅力。
色は帽子と合わせてオーチャードブラウンとした。色に関してはアイテムによって、同じ色に染色しても同じ色になるとは限らないため、実際に見て検証する必要がある。
このグローブは毛糸と羅紗から作られている。名前が少々ややこしいが、羅紗は絹っぽい名前だがウールである。毛羽立たせた毛織物であり、ポルトガル語の「ラサ」からの当て字である。
脚装備
ウールタイツ
色:ラストレッド
入手方法:裁縫師製作・マケ・お店など
装備可能レベル:41~
脚も、暖かく、動きを妨げないウールタイツとした。色はグレイシャルコートの赤と合わせてラストレッドとし、統一感を出した。こちらもグローブ同様、毛糸と羅紗で作られている。
足装備
グレイシャルブーツ
色:スノウホワイト
入手方法:革細工師製作・マケなど
装備可能レベル:1~
グレイシャルシリーズの靴で、色はコートと揃えスノウホワイトとした。
素材的にもコートと大きな差はないが、こちらには金属素材としてローズゴールドが用いられている。コートにも金属部分がありこちらもローズゴールドと思われる。 ローズゴールドとは、金、銅、銀、パラジウムの合金で含有する割合によって色味が異なる。パラジウムを無くして、銅の割合を減らせばイエローゴールドとなる。エオルゼアにおけるローズゴールドは金と銅から作られている。
靴底には天然の樹木から採取されるラテックスから作られる高分子、いわゆる天然ゴムが使われている。ラテックスは精製することで生ゴムとなるが、更に弾性を高めるために硫黄で性能を補う。更に炭素を混ぜると硬質化して、その割合で様々な硬さ、用途のゴムを作ることができる。世のゴム製品に黒が多いのはこのような理由からだ。エオルゼアにおける靴底のゴムは、シンプルにラテックスを精製しただけのものである。
武器装備
エンペラーズニューフィスト
色:原色
入手方法:マケ・店など
装備可能レベル:1~
格闘士およびモンク専用となるが、抜刀しても素手になる武器。今回の戦闘用とは少し離れた普段着のような場面では武器らしい武器を装備しているよりずっとしっくりくる。
そう、モンクの武器は拳なのだから。
ギャラリー
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