『今日から始める!FF14新生エオルゼア!第116話』
【エオキナ.com】
昨日は、レイドパフェ・アレキサンダー攻略でした。本日もエオルゼアカフェ続編です。今日は「オルシュファンの温まるとイイジンジャーティー」!本当は抱き合わせ企画でしたが、長さ的に単独レビューとなりました。笑
一応明らかにしておくと、メインはレビューではなく、FF14初心者や初めての方向け総合攻略情報をお伝えしているサイトです!ゆめゆめお忘れなきよう……。
そしてもう1つ!蒼天のイシュガルド編に近い話とSSを含んでいます。当サイトのメインの読者さんである新生編真っ只中の方は、とりあえずブックマークしておいて、メインを進めてその後ご覧いただき、そしてエオルゼアカフェに足を運んでいただけるよう、何卒お願いします。
予防線ではなく、本心です。ネタバレ云々ではなく、とにかくメインクエストをレベル58以降くらいまで進めてからにしてください。
最終更新日:2019/05/30
- カテゴリ新設!
オルシュファンの温まるとイイジンジャーティーとは
エオルゼアカフェにて飲むことの出来るドリンクメニューだ。お値段は650ギル。リムサ・ロミンサの「料理屋ゲルフ」で売られている「ミントラッシー」が11ギルであることを考えるとかなり高級ではあるが、そんなものと比べるのは大きな間違いだろう。ILも全然違うはずだ。イシュガルドの料理屋で売られている「ゼーメル家風グラタン」が457ギルなので、そこまで来れば近い雰囲気にはなってくる。
さて、それでは話を進めよう。
名シーンを振り返る
光の戦士にとって、忘れることの出来ない飲み物。それは何よりこれだろう。ほんの一瞬の出来事だが、この名前を聞いてそのシーンを思い浮かべることが出来ない冒険者はいないのではないだろうか。
このシーンを撮影するため、過去のアカウントでログイン(復帰後の超スローペースプレイは未だにここに達していない)したのだが、このシーンの会話はわかっているのに、わかっているのに目頭が熱くなってしまった。実際にジンジャーティが画面に映っている時間は数10秒程度、そして口を付けるシーンも無いにも関わらず、非常に印象深いシーンだ。
オルシュファンが飲み物を持ってきてくれるシーンはこの一度だけだったろうか。他にもあったような気がするが、複数のキャラクターで時間を開けて見ているせいで記憶が混ざっているのか。もし覚えている人がいたら教えて欲しい。
ジンジャーティだったのか……。
ところで、このオルシュファンが持ってきてくれた飲み物がジンジャーティだったことは皆さんはご存知だったろうか。コーヒーではなかったわけだ。そういえば、エオルゼアにおいてコーヒーはそれほど一般的ではない。
確かに「ローストコーヒー」という焙煎されたコーヒー豆は存在しているが、基本的に軍票交換でしか手に入らず、それを使ったものも「アインシュペナー」「ハイハウス・ディナーセット」しかない。軍票交換オンリーな辺りからも、到底庶民の口に入るものではないことが予想される。
いかにオルシュファンといえども、貧弱な傷心ボーイに気軽に出せる物ではないのかもしれない。
対してジンジャーはどうだろう。こちらは「パールジンジャー」「ジャムメルジンジャー」とすでに2種類もある時点で察することができる。しかもパールジンジャーに至っては駆け出し冒険者でも採取することができる基本的な食材だ。その気になれば庭で栽培することだって出来るが、それを目的に栽培する者は皆無と言えるほどに、全く珍しい物ではない。
パールジンジャーなら、軟弱ボーイにも惜しげもなく振る舞えるはずだ。散々生意気な態度を取ってきた10代半ばのお坊ちゃんに対する、オルシュファンの紳士的な振る舞いが光るシーンでもある。
カップを見比べてみよう
アレキサンデーのような創作物と違い、すでにまさにそのものが存在しているだけに、見た目の再現度は非常に重要だ。エオルゼア内にて味が描かれていない以上、再現出来るのは見た目だけだ。
これは……!イイ!光沢感や周囲の映り込み方が異なるのは仕方がないとしても、大きさ、形状、肉厚感、どれを取っても大きな違和感はないと言える。色味は照明や撮影条件に依存するので今回は考えない。そもそも特別特徴が無いだけに、ちょっとした差異があれば目立つはずだが、特に気になるところはない。
せっかくの機会なので、オルシュファンに実際に使ってもらおう。
かなり地味だが、おわかりいただけるだろうか。
似せるように意図的に大幅な細工をしては意味がないので、照明色の違いを想定した色味と、光の柔らかさによって差が大きいコントラストの調整のみを行って合成した。如何だろうか。湯気を足すのは忘れてしまったが、合成用に撮影した素材でないにも関わらず、なかなか様になっているのは、やはりカップの再現性の高さによる所だろう。
これだけ再現性の高いカップでオルシュファンのジンジャーティーが運ばれてくれば気分も否応なしに高まるというものだ。
気になるジンジャーティーの味は?
そろそろジンジャーティの味の話に移ろう。ストレートで淹れられている紅茶がベースになっており、大胆に輪切りにされたジンジャーが入っている。甘さはハチミツで付けられているようだ。
私は先述の通り、甘いアレキサンデーに、不覚にも甘いエクスポーションを片手に挑んでいた訳で、ジンジャーティは貰って飲んだ形だ。少し届いてから時間が経っていたせいか、飲み頃な温度になっていた。
一口飲んで真っ先に私の脳裏に浮かんだ言葉は1つ。「優しい味」だ。ジンジャーや温度による刺激はない。そしてハチミツは「甘さ」というより「優しさ」を連想させた。どれも強すぎない主張なので、綺麗に1つに調和していてとても心地が良く、さらにそれが全体的に抑え気味になっていることがこの「優しい味」を感じさせたのだろう。
味そのものですでに「優しさ」を感じたわけだが、この飲み物に詰まっている優しさの原点はもちろんオルシュファンだ。苦境に立たされている友に飲ませるために淹れる紅茶は、彼の性格を考えれば自らの手で淹れてくれたのだろう。それはやはり、エオルゼアカフェで提供されるジンジャーティーと同じく、優しい味であったはずだ。
その時のオルシュファンの熱い想いがカップに注がれているのだから……。
まとめ
オルシュファンのジンジャーティは、冒険者にとっては大切な一杯だ。エオルゼアカフェは、カップであのシーンを想起させてくれたばかりか、その味でオルシュファンの優しさまでもを表現していたのだ。
仲間内でワイワイ盛り上がりながら普通に飲めば、それっぽいカップに入ったただのジンジャーティでしかないわけだが、せっかく大阪や秋葉原まで足を運んでエオルゼアを味わいに行くのだから、一口目、二口目まではじっくりエオルゼアを想いながら食べたり飲んだりしてみてはいかがだろうか。
少々私の感想は大げさに感じるかもしれないが、飲み方次第では、本当にオルシュファンの「優しさ」を直接味わうことが出来るはずだ。少なくともその可能性は持っているドリンクメニューだと私は感じた。そうでなくては、一杯のジンジャーティのレビューがこれほど長くはなっていないはずだ。
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