想い出のクルセ
まさか忘れてないよね?!
エオルゼアライフに特に何の役にも立たない情報だらけなEoLifeシリーズ全開です!
さて皆さんは、よもやクルセを忘れてはいないでしょうか……。時に笑い時に泣き、クルセと共に歩んできたヒーラーさんはまだまだ多いはず。そんな想い出の1ページを今日は開いてみましょう!
クルセを知らない人は、こんなことからもFF14がどんな歩みをしているのかが見えるかもしれませんね!
想い出のクルセードスタンス
紅蓮時代のプレイヤーにとっての「クルセ」はきっとシンプルな攻撃バフだったと思います。ふむふむ攻撃する時に使えばいいのね。と簡単に考えればOKでした。
でも実はこの時代のクルセさんはすごく丸くなった……いえ、もはや抜け殻のような状態でした。そんなクルセさんは、漆黒のヴィランズと共に私たちの前から姿を消したのでした。
全盛期のクルセさん
古文書から
では全盛期のクルセさんの姿はどんなだったのか……。私の手元に「新生エオルゼア公式スターティングガイド」という古文書があるので、そこからクルセの効果と、胸の熱くなる一節を引用してみましょう。
味方の回復やサポートに長ける幻術士だが、ソロ戦闘では攻撃重視で戦おう。その際に役立つのは、MNDとINTの値を入れ替えたうえ攻撃魔法の威力を10%上昇させる「クルセードスタンス」だ。効果は永続的なので、戦闘前に一度発動しておけばいい。レベルが上がったら「プロテス」や「ストンスキン」といった強化魔法も合わせて使おう。
つまり、クルセは「永続的に回復力と攻撃力を入れ替えるアクション」だったんですね!
今の冒険者には想像も付かないような、なんというアクロバティックなアクション……。
クルセクルセ、とにかくクルセ
戦闘中は結構ヒーラーでも攻撃する機会は多いわけですが、そうすると、クルセ→攻撃攻撃→クルセ→回復→クルセ→攻撃……と攻撃と回復を切り替える時には常に毎回クルセを使う必要があったんです。
改めてそう言葉にすると、なんて凶悪なアクションだったんだって思いますね……。
落ち着いてる時はいいんです。淡々と切り替えればいいから。でも、急にタンクさんのHPが減って、やばい!ってことあるじゃないですか。そういう時にやらかしてしまうんです『クルセをオンのまま必死に回復』すっごいやばいのに全っ然回復しなくて、あああ!クルセぇぇぇ!って思った時にはもう遅いっていう……。零式とか、必死なシーンであればあるほど危険なアクションでした。
全部ないから……!
レベルが上がったら、「プロテス」「ストンスキン」も合わせて使おう。と胸がいっぱいになるようなことが書いてあります……。プロテス……ストンスキン……みんな向こうで元気にしてるのかな。
この辺りのアクションは使い方や使うタイミングのクセが強かったので、現在の直感的に誰でもやれる方向性のFF14との親和性が低かった、ということですね!
それだけ見ても、過去のFF14から今、そして未来のFF14が見えてくるのが面白いな〜って思います。
実は生きてる「プロテス」「ストンスキン」
私たちを支えてくれたプロテスもストンスキンも、もう居ない……。と思っていませんか?
実はまだ生きてます!
プロテスはPvPのヒーラーのアディショナルアクションとして健在です!懐かしのプロテスを思いっきり使いたい方はフロントラインへゴー!
ストンスキンはNPCの間ではまだまだ現役です。例えば召喚士のジョブクエストをやってみると、その身にストンスキンを受ける機会もまだあります!(……多分!)
注意深く見てると、敵ももう名前も忘れたようなアクションを使ったりしています……!
ということでクルセードスタンスは、泣く子も黙る「背筋が凍る瞬間製造アクション」だったのでした。