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FF14の新規&初心者さんへ向けた丁寧な攻略・解説をお届けします♪

【FF14】『ネックスピーカー』レビュー/PS5(PS4)/FF14モデル(SC-GN01-FF)(EK-268)

FF14初心者さんのためのエオキナ

公式ページからのキャプチャ。ネックスピーカーとロゴ、FF14の画像が組み合わさっている。

ゲーミングネックスピーカー(SC-GN01-FF)

発売から売り切れでなかなか買えなかったパナソニック製ゲーミングネックスピーカーのFF14モデルが、2022年3月25日に発売にされました!

このネックスピーカーがFF14プレイヤーにとって何が特別かっていうと、何より祖堅さんが開発に大きく携わっているという所だと思います。

細かいところまでしっかりじっくりレビューしておきました!安い買い物じゃないですから、情報は多くて困ることはないですよね!

前提として、私はスピーカーの音質やスペックを早口でぶつぶつ語るような音オタクではないので、難しい話は出てきません。オタクじゃない人のオタクじゃない人向けのレビューです!

1週間使い倒してからのレビューを最後に追記しました♪

ゲーミングネックスピーカー

Ver.4

記事作成日:2022/03/25

最終更新日:2022/05/26

ネックスピーカーの何がいいの?

ネックスピーカーのメリットはたくさんある

ネックスピーカーでFF14を楽しむことの何がいいのってお話を最初にしておきます!

  1. 小さな足音、風の音、水の流れ、環境音を含めた細部にまでこだわられていることが特徴でもあるFF14の世界に没入出来ます
  2. 部屋にサラウンド環境を構築するスペースがなくても、首元だけで完結する究極の省スペースで、立体感のある音の世界に住めます
  3. 迫力のある音量で思いっきり楽しんでも、スピーカーが近い分、実は絶対的な音量は極小レベル。集合住宅……というよりいっそ隣の部屋で家族が寝ていても安心してFF14が楽しめます
  4. 覆ったり締め付けたりする部分がないので、ヘッドホン・ヘッドセットでは蒸れたり耳が痛くなったりする人も快適
  5. PS4やPS5ではUSBポートにケーブルを1本挿すだけで完結します。細かい設定が苦手でも安心
  6. 高性能なボイスチャット機能もついているので、VC使用も楽です!どうしてもたまに大きな声が出たりする(違う人もいるかもだけど笑)ので3のメリットは薄れます。気をつけて!
  7. FF14のサウンドディレクターでもある祖堅さんが開発初期段階から関わっているという安心感や、FF14に最適化されている仕様も魅力!

 

 

気にしておいた方がいい点も

  1. 本体ケーブルの長さが3mです。モニターでプレイしている人は問題ないと思いますが、家族で使うような大きなテレビでPS本体から離れてプレイしている人は意識してみてください(PS5は背面ポートのものを使うのでその分も考慮して)
  2. そもそも軽いのと重さも分散されるので私は何時間つけてても全然大丈夫でしたが、首や肩が特に痛くなり易い人は気をつけて
  3. 今は冬場なのでわかりませんが、夏場に肩を出した服装で使うと蒸れたりするかも?肌が敏感な人はタオルを挟むとかした方がいいのかもしれません。タオルを細長い筒状に縫って被せたらちょうどいいカバーになるかも?スピーカー部分だけは切り抜いてメッシュ素材で…………って夏休みの工作かって感じですね笑)でも、家族でシェアして使うとかなら役立ちそう。
  • 『静か』と『大迫力』を両立できるメリットや、細部までこだわったFF14の楽曲やSEを思いっきり堪能できるのが一番のメリット!
  • 軽いけど肩にずっと乗ることになるから、首周りが特に弱い人には向かない可能性も
  • Akiは何時間乗せててもストレスゼロ、痛みゼロでした!

 

 

FF14モデルは何が違うの?

  • 本体デザインがFF14仕様になっていて、タイトルロゴやお馴染みのメテオマークがあしらわれています!
  • 本体起動音がプレリュードをモチーフとしたオリジナルメロディになっています!
  • サウンドモード切替え時の効果音がFF14仕様になっています!
  • ちょっとだけ値段が高い……!

FF14プレイヤーなら、迷わずFF14モデルですよね!?

値段差は大体5~6000円くらいだと思います。

カタログデータ的なものはいくらでも調べられると思うので、早速具体的なレビューに進みますね!

 

 

ネックスピーカー本体レビュー

外箱からもう全力でFF14

ネックスピーカー(SC-GN01-FF)の外箱。ロゴなどと背景にオールドシャーレアンの街並みがプリントされている(FF14)

外箱デザインはオールドシャーレアン

外箱がすでにFF14全開です!この裏側にはトップ画像にもあるお馴染みの彼がでっかくプリントされています。

私はこっち面が好き!ロゴと、背景に描かれているオールドシャーレアンが素敵すぎます。これは捨てられない箱……!

 

 

本体の様子

本体、かっこいい!

ネックスピーカーの本体を正面から撮影した写真。左上にFF14のロゴと、右下にメテオのマークが入っている。

本体(SC-GN01-FF)

うちの実物を撮影した本体写真です。左上のタイトルロゴと右下のメテオマークがかっこいい!

広告だともっとツヤっぽい素材に見えていましたが、実際は親しみを感じさせるファブリック素材なんですね。個人的にはその方が好印象です。

ケーブルは3mと長めですが、実際使ってみるとちょうどいい感じです!特にPS5だと、背面のUSBポートに挿すことが推奨されているのでこれくらいの長さは欲しいかも〜

 

 

柔軟性があって装着感がイイ

本体が先ほどの形でカッチカチになってるのかなって思ってたんだけど、実際は左右のスピーカーの結合部分は柔軟性がかなりあります。

ネックスピーカー(SC-GN01-FF)本体の左右のスピーカーを近づけるようにして撮影した写真。閉じた逆さのU字型になっている。

閉じてみた

閉じてみるとこんな感じ。特に押さえたりはしてなくてそのまま置いてるけどこの状態を保ってます。なんとなくどれくらいの柔らかさか想像できますよね。

ネックスピーカー(SC-GN01-FF)本体の左右のスピーカーを遠ざけるようにして撮影した写真。開いた逆さのU字型になっている。

開いてみた

開くとこんなに広がります。広げるのに特に力をかけたわけではなくて感覚としては、寝ている人の腕をちょっと持ち上げて外側に開くくらいの感じ!(いや、もっと軽いけどね。雰囲気です雰囲気!)

この柔軟性のおかげで首にかけた時に自然と体にフィットするので、つけている時の違和感はほぼゼロでした。

 

 

裏側

ネックスピーカーの裏側を撮影した写真。

本体裏面(SC-GN01-FF)

裏側は柔らか素材ではありませんが、体に当たる部分にはクッション性(ふわふわという意味ではなくて、カチカチじゃないって意味で)のある素材が使われてるので、痛くはならなそうです。

試した時にはフード付きの服を着てたので当然痛くはならなかったんだけど、ふわふわもこもこしたフード付きの服を着てても全然違和感なく装着出来るのはいいなって思いました。

全服適合!!

ネックスピーカー(SC-GN01-FF)の裏側のゴム部分を拡大撮影した写真。

裏面のクッション材アップ

裏面の硬質なプラ部分も、車の内装とかに使われているもののようにしっかりした感じがするので長く使えそうに見えます。

 

 

ファブリック素材の質感

表面のスピーカー部分に使われてるファブリック素材をよく見てみましょう!メテオのロゴあたりを接写して質感がわかる写真を用意しました。

ネックスピーカー(SC-GN01-FF)の表面素材を接写して素材の質感がわかるようにした写真。

メテオマーク付近の表面素材

生地の感じがよくわかると思いますがいかがでしょうか。

ファブリック素材に表面だけ絵柄をプリントしてるような感じだと、時間と共にマークがだんだん剥がれてきたりしそうで嫌ですが、このネックスピーカーは素材そのもののカラーでデザインが描かれているように見えます。なので、長く愛用しても変にボロボロになったりはしないかもしれませんね!

安いヘッドホンとかでよくある、最初は滑らかでいいけど時間が経つとボロボロ剥がれてくる素材……ああいう部分はないので、その心配もなさそうです。PSVRもなりません……?

日常的に使っていれば大丈夫だと思いますが、左右接合部分のラバー?が経時変化でどうなるかは不明です。もしいつか加水分解反応でベタつくようになっても、一応落とす方法はあるのでネットで調べてみてください♪

 

 

ケーブルも上質感がある

写真で伝わるかわかりませんが、本体から伸びるUSBケーブルの表面を接写した写真を用意しました。

ネックスピーカー(SC-GN01-FF)に使われているケーブルを接写した写真。繊維が編み込まれた表面になっているのがわかる。

本体のUSBケーブル表面の質感

よくあるつるっとしたケーブルではなくて、繊維が編み込まれた感じのかなりしっかりした作りのケーブルが使われています。耐久性に差が出るのかはわかりませんが、触った感じの高級感はすごくあります!

 

 

ボタンの配置と使い勝手

ネックスピーカー(SC-GN01-FF)のタイトルロゴとその近くのボタンが写っている写真。

音量ボタンと消音ボタン

写真の左が後ろで右が前です。

タイトルロゴ側……つまり首にかけた時に右手側にボリュームとミュートのボタンがあります。首にかけたまま操作すると、意外と上の方だな〜って印象です。

でも指で触った時のボタンの存在感はしっかりあるので、操作自体は迷わず出来ます!

ネックスピーカー(SC-GN01-FF)のメテオロゴ近くにあるボタンを横から撮影した写真。

マイク消音ボタンとサウンドモードボタン

写真の左が前で、右が後ろです。

こちらもボタンは間違えずに押せました。

サウンドボタンを押すとサウンドモードが切り替わりますが、FF14のジョブチェンジの音と共に英語音声でモードを教えてくれるので間違えません!「RPG!」「Music!」とかって。

  1. RPG
  2. FPS
  3. Voice
  4. Music
  5. Cinema
  6. STEREO

マイクのミュートオンオフも音声で教えてくれるので大丈夫!

でも音声ガイダンスの声は微妙に大きめ。私はもうちょっと小声でいいなと思いました。

一番左の四角いエリアは音声端子用のポートです。PS5やPS4とかでは使いませんが、使用する環境やハードによってはここを開けて接続するそうです。ケーブルは付属してます!

  • フレキシブルな本体が自然に体に沿うので、装着中の違和感が少ない(Akiの体感では「無い」)
  • 全体的に材質選びもしっかりしていて長く愛用できそうなのも良いポイント
  • 各種ボタンは配置も数も形状も良好で、指の感触で間違えずに押せてます!
  • 音声ガイダンス音はちょっと大きめ(調整させて……)
  • 音の前後感、中心位置などは調整機能が付いてました

 

 

重さと付け心地

分散されるので重さは気にならない

仕様上の重さは244gです。

首にそのまま重さが掛かると思うと重そうにも思えるかもしれません。が、実際は裏側に4つのクッション材がある通り、重さは肩周りで分散されているので全然気になりませんでした。

5時間くらいつけっぱなしでプレイしてみましたが、首の痛みや肩周りの不快感などは私はゼロでした。フードだけでも140gくらいあるルームウェア着てるくらいなので結構普段から鍛えられてるのかも……?

もしかしたらプレイ中の姿勢も影響するかもしれません。前屈みの姿勢の人だとスピーカーを首で吊り下げるような形になるので、首の負担は増えると思います。

付け心地は自然に体に沿う感じなので全然わるくない感じです。慣れるまではケーブルがちょっとだけ邪魔ですが、ネックスピーカーという視点で言えば限界近くまで負担は減らされているのかなって印象です。

 

 

重さ比較

単にグラムで言われてもイメージがなかなか出来ないと思うので、近い重さのものをいくつかリストアップしておきました。重さイメージの参考にご活用ください♪

  • 600g:PSVRヘッドセット
  • 295g:PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット
  • 290g:PS5コントローラー
  • 250g:Bose QuietComfort 45 ヘッドホン
  • 244g:ネックスピーカー
  • 238g:iPhone 13 Pro Max
  • 214g:PS4コントローラー
  • 173g:iPhone 13
  • 162g:iPhone 12
  • 144g:iPhone SE

首に下げるというよりは首も含めて両肩に乗せるってイメージにも近いかもしれません。

 

 

ネックスピーカー・PS5 x FF14レビュー

接続

PC,PS5,PS4での接続は何も悩むことはなくて、PS5なら背面のUSBポートに差し込むだけでした!前面のポートではなく背面側を使うこと、だそうです。USB3.xのポートを使えってことみたいですね。

技術仕様書を確認したところ、PS4ではどこにさしてもSuper-Speed USBみたいなのでどこでも良さそうです。PS5は前面のAだけHi-Speed USBみたいですね!

PCの人は再生デバイス設定を「Panasonic  SC-GN01(Game)」に変更してください、とのことです。詳しくは説明書を読んでください。

Nintendo Switch,Xboxなどでは付属のアナログの音声ケーブルで接続してねって書いてあります。

 

 

音の聞こえ方

音の聞こえる方向や細かい音がすっごくよくわかります。

左にでっかい足音が大きいモンスター、真ん中にハチ、右に自分のキャラクターが立っている状態のSS(FF14)

例えばこんな時

例えばこんな場所!

左の方ででっかい足音がうろうろしていて、近くをハチの群れが飛び回っています。

遠くの足音があちこち歩き回る様子や、大型動物の足音の迫力がストレートに伝わってきます。そして虫の羽音ですが、これも近くの後ろとかで飛ばれると、すっごい不快なくらいのリアリティを感じます。ゾワゾワする……。

近くでマンドラゴラたちが元気に走り回っていますが、右に左と楽しそうに走り回る足音も臨場感がすごくいいです!

波の音、水の流れる音、風の吹く音、オーケストリオンから流れる音楽……全てが新鮮に感じられます。

『システムコンフィグ』のサウンドの場所を開いて、音をカメラ寄りかキャラ寄りかを調整したり、低音重視などの音質の変更も出来るので色々試してみるといいかもしれませんね!

  • 音の位置の左右はもちろん前後や距離感なども感じられる
  • 風や水などのさりげない音がきれいに聞こえて臨場感がイイ
  • 目を閉じていてもリヴァイアサンの出てくる位置などがちゃんとわかるから、苦手な人にとってはギミック処理能力も上がるかも!

 

 

サウンドモードの個人的な印象

  1. RPGモード
    1. FF14ならこれがメインで良さそうです(実際そのためですし)
    2. 音楽も楽しめつつ、色々な効果音や環境音をはっきり鳴らしてくれている。程よくメリハリのあるまさにRPGにぴったりな印象
    3. 普段の使い方によってもそれぞれの印象は違うとは思いますが、誤解を恐れずにグルポのカラーフィルターに例えるなら、色んなシーンで派手すぎず地味過ぎず程よくカラーが強調される『鮮やか4』って感じ
  2. FPSモード
    1. ガチシューティングなFPSで勝つためのモードだそうですが、基本的にモンスターは予想もしないような動きってしませんし、FF14では活躍の場は少なめかもしれませんね
    2. 方向とか周りの物音を強調したモードなのかなと思ってたけど、実際に使ってみるともっとフラットでナチュラルな印象
    3. 方向や距離感を強調すると言うより、誇張せずに正しく表現してくれる印象
    4. グルポフィルターで言えば、ありのままをより正しく見せてくれる『標準』っぽい?
  3. Voiceモード
    1. ボイスが大きくなるというより、少しクリアに聞こえるようになる印象
    2. ボイス強調とはいえそんなにクセが強い感じでもないので、少し小さめの音量でやることが多いなら常用すればカットシーンもより楽しめそうです
    3. グルポフィルターで言えば、標準に少しのクセと個性を足したような『鮮やか1』か、考えようによっては特定のものを際立たせてくれる『ポスタリゼーション』のような印象にも
  4. Musicモード
    1. 全体のバランスが整っていて落ち着きや統一感がある感じ
    2. 少し音量を上げれば、総合的な音の広がりを感じられるかも
    3. 普通の音楽用のスピーカーに近い味付けに感じる
    4. システム音や戦闘の効果音など、立った音はかなり地味に聞こえるので、FF14では利用シーンは少なめかも
    5. グルポフィルターで近い印象のものはないけど濃厚な『パステル3』を薄めたような感じ
  5. Cinemaモード
    1. 例えばひとつの音源に対してカメラをぐるぐる回した時に、聞こえてくる音の位置はひときわ強調されてるように感じる
    2. 音楽、アクションの効果音、方向などがより鮮やかにダイナミックに聞こえるような印象
    3. グルポフィルターに例えるなら、色や濃淡がダイナミックに出やすいけど、場合によっては行き過ぎてくどいシーンもたまにあったりする『鮮やか2』
  6. STEREOモード
    1. あえてこれを選ぶのはどういうタイミングなんでしょう……?
    2. 強いて言うならグルポフィルター『モノクロ1』…………って言うと結構使うからどうなんだろう??

※完全に個人の感想です!真逆の印象を受ける人もいるかもしれないので話半分の参考程度に!実際やってみたら「全然違うじゃないか!Akiの耳は腐ってるんじゃないか?!」ってなっても私は謝りません!

  • 迷ったら、RPGかCinemaモードの2択から選んでみてもいいかも
  • AkiはちょっとダイナミックなCinemaモードを常用しようかとお試し中常用中
  • 好みのモードを選んだら、FF14側のシステムコンフィグから各種音量や音質を微調整するのもオススメ

 

 

音質についての感想

オールドシャーレアンの街に立っていると、しっとり落ち着くあの曲に包まれている感じがしていつまでもそこに居たくなる……。それくらいの音質はしっかりと感じます。

落ち着いた曲や虫の声を聴きながらゆったり過ごすのには最高だなって感じさせつつ、戦闘中の音にもしっかりとした迫力があります。

ただ、緩急にメリハリがあるのは確かに魅力的だしRPG的ではあるけど、音楽用のスピーカーでずっとプレイしてきていたせいか、強調される音が少し強調され過ぎてるような印象も少しだけしました。

強調されてる分そこは表現力の限界が近いのか、落ち着いたシーンにあるようなサウンドの深みは少し感じずらいように感じました。これまでのスピーカーではどんなシーンでも深みのある音を感じられていた分少しだけ違和感も。

ただ、数時間もプレイしていたらそんな違和感も感じなくなったので、ゲーミング系のスピーカーで元々プレイしていない人にとっては最初だけ少し違和感があるかも?

そして5時間くらいプレイした後に感じている結論は「これイイね!!」です!大きくてちょっと邪魔だった前のスピーカーは撤去しました!単純な音質ではそっちの方が好きでしたけど総合的に見るとこっちかな(私がこれまでどんな形でやっていたのかはこちらの記事に)

※あくまでも私個人の感想です!ちゃんとした音質評価は音物レビューに力を入れている人の記事を探してください。

 

 

それで結論は『買い』なの?

『買い』のコストパフォーマンス

ネックスピーカーのメリットは冒頭にも書きましたが、それは究極の高音質とかではないのは間違い無いです。なので、しっかりしたスピーカーと単純な音質を比べるのは多分正しくなくて。

『良好な音質+4スピーカーを駆使した立体感のある音が生み出す、ゲーム世界への没入感』という総合的な評価として考えるべきなのかなって思います。それに『省スペース』や『大迫力でも小音量』などなどのメリットを加味すれば『買い』なコストパフォーマンスだと感じました!

ただし、FF14のモデルは1〜2割増しくらいの価格でいてそこにある付加価値はあくまでも情緒的なものですから、感覚器官から得るプレジャーに着目した場合に『買い』なのは言うまでもなくてベースモデルの方です!

仮にFF14モデルだけ、FF14における2大シーン&プレイスタイルとも言える、バトルに特化した『バトルモード』や、街だったりギャザクラでゆったり過ごす時向けの『スローライフモード』みたいなサウンドモードがあるとかだったら、よりスピーカーとしてのFF14モデルの価値が高くなったのかなって気もしますよね。
実質そういうの全部が含まれてるのがRPGモードなんでしょうけど笑

 

 

そんなあなたに勧めたい

こんな人にはオススメ

今回このネックスピーカーを使ってみて、以下のどれかに当てはまるような冒険者さんには、FF14モデルでなくてもいいのでぜひ試してもらいたいなって思いました!

  • モニターに内蔵されてるスピーカーしか使ったことない
  • 家族や住環境の都合でいつもかなり小さい音でプレイしている
  • ヘッドセットを使ってるけど、長時間プレイはちょっと苦痛
  • よくFF14すごいって聞くけど、細かい音の違いなんて考えたことない

 

 

足音の違い、実感してますか?

東ラノシアの海辺を歩くミコッテ(右)。地面が右から草地、砂利、砂と変化している(FF14)

草と砂利と砂浜と

東ラノシアの海岸の景色ですが、このまま数歩の範囲に全然違う足音が3種類もあることを、もしはっきり認識していない冒険者さんがいたら、今のサウンド環境を改善する価値ありです!

今いる場所は草地はサクサクした足音、真ん中の砂利地帯はジャリジャリした足音、左の砂地は…………って違いがそこらじゅうにありますからね!

そしてPS5のハプティックフィードバック機能を介して手に伝わる振動は、歩く地面の素材によっても全然違います!

木の板の足場とその間に金属板がある地面を、しゃがんで触れているミコッテ(左上)(FF14)

木と金属はもちろん違うもの!

木の足場とその繋ぎに黒い金属板が使われているこんな場所も、木と金属の上を歩くのでは全く違う足音がします。さらに金属の上だけで見ても、歩くのと走るのではまた全然違う音がします。

今までそんな細かい音の違いに気が付かなかったり、気をむけていなかった冒険者さんは、この機会にスピーカーを変えて、もっとFF14の世界を堪能してみてはいかがでしょうか!

簡単手軽にそんなことに目を向けるにはぴったりなアイテムだと思います♪

 

ゲーミングネックスピーカー

 

おまけ『PS5の設定のお話』

Tempest 3Dオーディオ

PS5はTempest 3Dオーディオ技術によって、前後左右や上下、自分を囲むような音環境でゲームを楽しむことが出来るようになっていて、テレビや一般的なステレオヘッドホンでもそれを堪能することが出来ます。我が家にあるどうでもいいヘッドホンでも、ちゃんと音の上下方向の違いがはっきりと体感できました!

と、そこまではそういうものなのでいいとして、問題はこのネックスピーカーにも反映されるのかどうか、ですよね。

まずこのネックスピーカーは仕様として、PCからはデジタル5.1ch、PS4/PS5からはデジタルステレオ、XboxやSwitchからはアナログステレオ入力になっています。それがサラウンド4chとして出力されるわけですね!

先程のTempest 3Dオーディオは元々ステレオ機器を3Dオーディオにしてくれる技術なのでまさに環境としてはぴったりなのですが、はたして実際はどうなのでしょうか。設定画面で試せるのでやってみましょう!

 

 

PS5の設定

  1. 設定
  2. サウンド
  3. 音声出力
  4. 『ヘッドホンで3Dオーディオを出力』をオンに
  5. 『3Dオーディオを調整』を開く

ヘッドホンでの3Dオーディオ出力設定画面

PS5の設定項目

PS5の3Dオーディオの調整画面。音の上下を調整することができる。

3Dオーディオを調整

ここまで開けたら、ネックスピーカーから水の流れる音がしていると思います。

その状態でタイプ1~5を選んでみてください。音の高さが変わっているような感覚がわかりますか?

ぜひご自身で試して、どうなのかを体験してみてください♪

私は全っ然音響通ではないので細かなレビューはできませんが、音が360°から聞こえてくる感じを簡単にじっくり体感できる手順を紹介しておきますね!

  1. PS5の背面にネックスピーカーを接続
  2. 先程の3Dオーディオ設定をお好みで
  3. ハウジング(宿でもOK)室内のオーケストリオンで曲を再生
  4. オーケストリオンの前に立って右スティックでゆっくりカメラを回転させる

そうすると、カメラの動きに合わせてオーケストリオンの音が滑らかに体の周りを回っているのを、はっきりと体感することが出来るはずです♪

 

 

1週間使用後の追記レビュー

エルピスの空から自然風景をふんわりと写した風景SS。下には緑の木々、上には白い雲と青い空が広がっている(FF14)

1週間毎日使ってみての改めてのレビューを追記しました。

ここまでの内容と重複する部分もありますが、1週間経っても変わらずそう感じてるんだなって思ってください。

中期的な使用感イメージの参考にどうぞ♪

  • 疲れ・痛み
    • 1週間毎日数時間ずつ使っても、設置型のスピーカーの時と比較して疲れたり、痛みが出たりはしていません
    • 休みの日に6〜7時間くらいずーっとやってると微妙に疲れたような感じもしますが、多分スピーカーは関係ない……
    • ただ、私は肩凝りって体感したことがない人なので、肩凝りがひどい人はもっと他の人のレビューも参考にしたほうがいいかも
  • つけ心地
    • 「現在ネックスピーカー装備中!」って感覚はゼロですぐ忘れます(夏の薄着だと印象違うかも)
    • ケーブルはそのまま自然に下に垂らし、引っ張られないように最初にケーブルを少しだけソファーの座面に引き上げる感じにして使っています
    • ケーブルは肩の外側にまわすよりも、そのまま左腕の内側を通した方が快適でした。プレイ中に突っ張ったり、手が当たったりで邪魔に思うこともなし
  • 使い方で思ったこと
    • 本体がそんなに硬くて角張ってるわけじゃないので、トイレに立つ時とかはモニターにかけると置き場に困りません
    • 首が弱い人は、タオルを首にかけるような付け方ではなくて、首の後ろに少し隙間を持たせて『肩に置く』感じにすると良さそうに感じました。服装にもよると思いますが、それでも普通に安定してます(むしろ裏面のパッドからして設計上はそっちが正解?)
    • 本体上面のファブリック素材に光を当てて見てみてると、長期的に日光が当たりやすい保管環境にしておくと退色して赤っぽくなったりしそうに感じました。直射日光を避けるなんて当たり前ではありますが、新しいうちに少し気をつけておくと長くきれいに使えるかも
    • 私はゲーム専用のテーブルがあるのでその上に平に置いて、遮光性の布をかけて置いてます。ゲームをしてない時はPS5本体やモニターを含め、テーブルごと大きな不織布のカバーをかけてます。埃がつかないので掃除が楽!カバーは自作!!(どうでもいいですね)
    • 説明書では非推奨ですが、私はコントローラーもだけどこういうものは定期的にアルコール拭きしないと嫌なのでしてます。コロナとか関係なく。でも今のところ何も問題なしです!
  • FF14仕様の起動音
    • FF14モデルならではの機能のプレリュードをモチーフにした起動音ですが、通電するタイミングなのか設定なのかわかりませんが、中途半端に2回なったり、結構音量が大きかったりしてびっくりするので、オフにしちゃいました。祖堅さんごめんなさい……
    • ていうかいろんな調整機能がついてるのに、音声ガイダンスとかの音量を調整できないのはなんで……
    • 起動音はミュートボタンを10秒間長押しすることでオンオフできます
  • 音質
    • 純粋に楽曲そのものを高音質で堪能するという視点ではあまり優位性は感じていません。その点では、据え置きのスピーカーをちょっと大きめの音でしっかり鳴らした方が私は良いと感じています
    • がっかりさせられるようなことはありませんが、そこに過度な期待はして買わないほうが、買った後に幸せになれると思います。「あ。あんまりって言ってたけど思ってたよりいいじゃん」って!
    • スピーカーとしては決して高い価格帯じゃないということはお忘れなく
    • ただし、家族や周囲を気遣って妥協音量でプレイしているとしたら「深夜なのにこの音量ってやばくない?」ってくらいの体感音量でやれるので、圧倒的にちゃんと楽曲を楽しめます
  • 音の精細感
    • 楽曲に対する情緒的な表現力は特筆するほどではないですが、音量の影響もあるにしても、繊細な音をしっかり表現してくれるのがすごいなって、1週間が経った今でも度々「おぉ……」って感じます
    • マテリア装着の終盤に微かに聞こえるキラキラした音、会話シーンでNPCがしゃがんだ時のブーツの革がきしむ音、XHBでエモートなどを押した時にごく微かに聞こえるクリック音、自分の周りを歩き回るミニオンそれぞれの個性豊かな足音(例えばドロップチの「クチャ」とも「クチュ」ともつかないぬめった音の表現とかすごい)などなど
    • ちょっと目が悪い人がコンタクトやメガネを付けた時に一段階視野の解像度が上がるような感覚を、音で体感できると思います
  • 音の定位感
    • 定位感についてはPCプレイヤーの人の方がより明確に感じてるかもしれませんので、特に気になる方は他の方のレビューも参考にしてみるといいかも
    • 私は、いまだに完全には(イイ意味で)慣れない部分です
    • プレイ中ネックスピーカーをしていることを忘れてるので、急に横で物音がすると素でビクってします(私が怖がりなだけかもだけど)
    • 例えば先日、固定パーティで討滅戦に行ってた時の全滅した後の相談タイム。私はクリア済みだったのでぼけっとしながら立ってたんですが、そしたらすぐ右……つまりソファーでまったりしてる私のすぐ右で「カシンッ!」って音がして、直感的に戦士の抜刀音なのは脳内では認識してたんだけど、思わずビクって右を向いちゃいました。油断してた……。誰にもバレるわけもないけどちょっと恥ずかしかったです
    • リヴァイアさんがどこから出てくるのか、とかは目を閉じててもわかります。て言っても、そうじゃなくてもわかるからギミック上はどうでもいいんですけど(余談が過ぎますが、水柱は南北どっちかだけ見ておけば大丈夫です。水音がした時に視界に水が見えたら手前、見えてなかったら奥に移動すればいいだけですね!)
    • 特別実験はしてないけど、上下、つまりZ軸方向の明瞭な定位感は特に感じてません。そもそもFF14自体が割とXY面上のゲームなので、システム上それを表現しているのかも知りません。『設定』の項目で触れましたが、ネックスピーカー自体では上下感は体感出来るので、FF14内でもちゃんと試せば実感できるのかも?
  • 総合評価
    • 音楽を高音質で楽しみたいのはあるけど、そこはサントラもあるし、ゲーム内では全てを含めたFF14の世界を楽しむのが最優先かなって思ってます。それを踏まえた上での総合的な満足度は97点です!
    • 3点マイナス分は何かって?音声ガイダンスの音量が私には大きいこと。そしてそれが(取扱説明書を読む限りでは)調整できないところです。実用上は全然困ってませんけどね!

 

 

2ヶ月使用後の追記レビュー

中央ラノシアの長閑な景色。空と舗装されていない道、草木、レトロな標識、冒険者のミコッテが写っているモノクロ風景SS(FF14)

2ヶ月間ほぼ毎日使ってきた今、感じていることをレビューしておきますね!

  • 本体の外装
    • 前提として、特別うやうやしく丁重に、巣から落ちた小鳥の王様ように扱ってるとかってわけじゃないです
    • ファブリック地、プラ、ケーブルなどに傷や変色もなく、2ヶ月前と見分けがつかないくらいの状態です
    • ケーブルはねじれるとクセが出るので時々逆回ししてますが、ケーブルにクセがついちゃうみたいな感じではないです。戻せば真っ直ぐに戻ります
  • 付け心地
    • 2ヶ月経った今でも、重いとか邪魔とか痛いとか感じることなく使えてます。感じたこともないです
    • 立った後の付け忘れに気がつくのは、装着感よりも先に音なのが、ストレスがないことの証明かもしれません
    • U字の底部分を首の後ろに当てて吊り下げる感じよりも、やっぱり、裏面の4つのパッドがちゃんと肩に乗るような感じで付ける方がより違和感が無いように思ってます
  • 音の感じ方
    • 普通のスピーカーよりも水平360°どこからの音なのかがはっきり分かるこの環境に慣れてきて、自然と音の方向で色々判断するようになりました
    • ギミック処理が苦手や、周りで起こってることが分かりにくいって人は、これに変えるだけでもプレイヤースキルの向上があるかもって感じます(FF14初心者さんは合わせてこの辺りの設定も見直してみるとイイかも)
    • ハウスの中でどの方向のどれくらいの距離の場所にオーケストリオンが置いてあるかは何となくわかる感じですが、地下に降りたからといって上から鳴ってるようには感じられないのでやっぱり上下方向は期待してもダメかも?私が鈍いだけ?
  • 改めて点数をつけるなら
    • 時間が経ったり、使い込んでの不満が出てきたりは全くしてないし、今ではなくてはならない存在なので、点数は変わらず97点です!
    • 別にこれが売れても何も私は得しないので、素直な感想です

 

ゲーミングネックスピーカー

 


【更新履歴】

  • 2022/03/25-Ver.1
  • 2022/03/26-Ver.2「しばらく使ってからの様子を元に各所追記しました」
  • 2022/03/31-Ver.3「1週間使ってからの追記レビューを書いておきました」
  • 2022/05/26-Ver.4「2ヶ月経過後の追記レビューを書いておきました」

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