今日から始める!FF14新生エオルゼア!【エオキナ.com】

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【FF14】グルポSSガイド・ライティング編2-2「簡単・全面ライトアップ術/イフリート戦」(EK-255)

『今日から始める!ファイナルファンタジー14新生エオルゼア!No.255』

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蛮神イフリート単体のアップ。炎やイフリートの質感が強調されており、中央に「LIGHTING TIPS」などのテキストが入っているタイトル画像。

今日は、エオルゼアでも屈指のSS撮らせないマンとして有名なイフリートに挑みましょう!

すっごい撮りにくいけど、初心者さんや初心者さんを身近に持つ冒険者にとっては撮影機会が多いのもイフリート……。いつも諦めてしまってるって人も、簡単なので挑戦してみてくださいね!

前編の記事はこちら

Ver.1

記事作成日:2021/12/01

最終更新日2021/12/01

簡単「全面ライトアップ」撮影

今回もまずは、これまでのワークフローに沿って進めていきます!流石に慣れて来たと思うので、さらっといきましょう!

今回も、グルポで撮影したままの未加工SSを使って解説していきます!(シャープネス処理だけは入ってます)

構図を決める

グルポを起動すると真っ黒

イフリート討伐戦でグループポーズを起動したままの状態。遠くに小さくイフリートとミコッテが写っているが、真っ黒になっていてよく見えない。

真っ黒なイフリート戦会場

熱過ぎるのかなんなのか、イフリート戦会場は黒焦げ状態からスタートです。

 

構図はこんな感じに

少しアップにして左にミコッテ、右にイフリートが写っているSS。変わらず真っ黒な状態。

まずは構図決め

構図の決め方についてはここでは触れませんが、こんな感じ!細かい調整は後でも出来るのでふわっとでもOK。

何度もあげているこの全面ライトアップ術の手順も、慣れてきたらこれにこだわる必要はないので、適宜入れ替えたりしてみてくださいね!あくまでも無数にある方法の中の1つです!

 

マニュアル調整で暗くなるパターン

グルポの「明るさのマニュアル調整」を有効にして、明るさを最大にしているSS。無効状態より暗い。

明るさ調整をオンにすると最大でも暗くなる

ガルーダの時に触れましたが、「明るさのマニュアル調整」をオンにすると、最大にしていても暗くなるケースです。

マニュアル調整がどうのこうのという話ではなく、これが解除されてる時の「明るさのオート調整」の方がすっごい効いているシーンなんだってことでしょうね!

ということで、余計暗くなるので今回は「明るさのマニュアル調整」はオフです。

そして、次に移る前に「カメラ設定の保存」を忘れないでくださいね!

 

ライト設定

ライトの設置

前回の通り、正面左右あたりに1と2、奥に3を配置しました。厳密でなくてOKです。

元の構図の少し左の遠く離れた場所の上空にライトを設置しているSS。

ライト1を設置

元の構図の少し右の遠く離れた場所の上空にライトを設置しているSS。

ライト2を設置

元の構図の奥方向に遠く離れた場所の上空にライトを設置しているSS。

ライト3を設置

これまでと逆で数値の調整が後になってますが、どっちでもOKです。

ライト3は、見えてませんがちょうどイフリートのあたりに設置していることになります。

構図を戻すとこんな感じ。

元の構図に戻っている状態のSS。キャラクターが明るく照らされており表情までよくわかるようになっている。

ライトの設定が終わった状態

ちゃんと照らされていますね!

ただ、よく見えるようになった分、イフリートがボケているのが気になります。後でもう少しくっきりさせましょう。

 

カラーフィルターを設定して完成!(仮)

フィルターを鮮やか2にしたことで全体的に赤味がはっきりとした状態になっているSS。

カラーフィルター「鮮やか2」

今回は炎の赤味を強調するにはぴったりな「鮮やか2」を選びました。

元の手順ではここで明るさを下げて調整しますが、明るさのマニュアル調整は使ってないし、記念写真としては十分なレベルだと思うのでこれで完成でOKだと思います!

 

でも、「もう少しクオリティを上げたいんだよ!」っていう方は続きをご覧ください♪

 

 

次のステップ「ライトの調整」

ここまでのガイドで、明るいライトで全面を満遍なく照らすことによって、クセのある撮影環境でも簡単にニュートラルな光でSS撮影をする撮影術を身につけました。

では、そろそろ次のステップにいきましょう!もう少しSSのクオリティを上げるために「ライトの調整」をしてみます。

 

ニュートラルな光は万能だけど

これまでのニュートラルな光作りは万能です。でも万能ということは、どんなシーンにも合う反面、そのシーンのためにカスタマイズされた光には敵わない部分があります。

でも難しそうですか?いえ、そうでもないです。ここまでの過程が出来ていれば、ただ、ライトの色を変えるだけの作業ですから!

 

その場所をイメージしてみる

まずはその場所をイメージしましょう。

元の構図に戻っている状態のSS。キャラクターが明るく照らされており表情までよくわかるようになっている。

ライトの設定が終わった状態

どう見ても外周をすっごい炎の壁が一周囲んでいます。そしてここの炎の色は、赤や黄ですね。

立ち位置は、フィールドの中央奥にいるイフリートより左側に立ってるから、左の炎の壁の方が自分には近いですよね。

ということで、私はこんな風に考えました。

  • メインのライトはニュートラルな白じゃなくて黄色っぽくしよう
  • 壁に近い側からの光を赤っぽくして、炎をイメージしてみよう

もしも、自分で考えることを急に不安に感じたならですが、あまり現実的だったり難しく考え過ぎる必要はないと思います。実際の写真撮影でも、現実感よりもイメージを優先したライティングがされることはすっごくよくあります。その「イメージ」こそ撮影者の味やクセやアイデンティティーなので、正しい正しくないの問題じゃないです。見る人が好きか嫌いか無関心かの違いがあるだけで。100人の人が好むイメージを作るのが人気者の秘訣とはいえ、探求者は自分1人が好むイメージで作ればOKだと思います。褒められるためのものを作るようになったら、それはもう自分の作品というより大衆娯楽の一部に自分が取り込まれているだけとも言えるかもしれませんし。自分の世界を結果的に100人の人が好んでくれるならそれは嬉しいことですが、結果であって目的にはなり得ません。つまり周りは良いだの悪いだの好き勝手言いますが、適当にフィーリングで自分の好きなように撮影すればいいと思います!もちろん、人と違うことをしなきゃいけないわけでもないですし、「なんかこうな気がする!」を大切にすればそれで良いんだと思います。

 

ライトの位置を確認する

方向性が決まっところで、どのライトがどのあたりを照らしてるのかを確認しましょう。ライトがキャラクターから遠くにある状態なら、ライトのタイプを「タイプ1」に変更するだけで、ほとんど消えた状態に出来ます。

「タイプ3」「タイプ1」を交互に切り替えて光の当たり方を確認すれば、その位置も効果も一目瞭然です!

 

ライトを調整してみる

シンプルな全面ライトアップの状態(左)イメージに合わせてライトの色味を調整した後の状態(右)
調整前◆調整後

全て10だったところから、ライト1を[ 7 4 0 ]、ライト2を[ 8 8 6 ]、ライト3を[ 10 7 5 ]に設定しました。

通常の全面ライトアップだと、キャラクターだけを見たら綺麗に撮影出来ていますが、全体からすると少し光が浮いているようにも見えています。

イメージに合わせてライトの色味を調整した右側では、キャラクターがその場所に馴染んでいるのがわかると思います。

少し色味が強過ぎる感じはありますが、グルポではそこまで細かい調整は出来ないので、私は「スクリーンエフェクト」で補ったりします。

 

スクリーンエフェクトと微調整

画用紙1のエフェクト効果で全体に色の派手さが少し抑えられている。

「画用紙1」を適用して少しライトを明るく

スクリーンエフェクト機能で「画用紙1」を選択し、ちょっと暗くなったので、ライト2を[ 8 8 6 ]から[ 9 9 8 ]にしました。

画用紙1の効果で少し黒がかり、派手すぎる色合いが少し抑えられました。それに加えて少しダーティな印象になるのもぴったりです。

その他、被写界深度設定は24にしています。

構図を決めただけのライトのない状態(左)ライトアップした完成版SS(装飾前)(右)
ライト無◆ライト有

構図を決めただけの状態と今の状態を比較するとこんな感じです。「ライト有り」だけ見たら普通ですが、元々の状態と比較したら、ものすっごくいい感じにはなってますよね!

 

装飾して完成!

右端に縦にしたタイトルロゴを配置し、完成させたSS。

完成!

エモート機能で表情を少し変えて、ステッカーでタイトルロゴを配置して完成です!

好みの問題ではありますが、シンプルな全面ライトアップに比べてその場その瞬間のイメージをよりしっかり表現することが出来たと思います。

 

 

完成してからのもう1カット

「完成」からのもう一歩が傑作SSに?

もうここまでで完成でいいと思います。グルポ撮影初心者さんならほんと「よく頑張った自分!」って感じもしてると思います。が、ここからの一歩で記憶に残る自分なりの傑作SSが生まれることがよくあります。

私の勝手な意見ですが、出来たと思ったところから、もう1カット撮ってみるのがオススメです!

どうやって撮るかというと、自分なりにしっかりした一枚はもうちゃんと撮れているので、適当に、大胆に。それはないだろって思うような構図でもいいから、自分の常識をほんの少しでもいいから壊した一枚を撮ります。

長い目で見るとそれが、自分のアイデアの引き出しを増やしてくれるはずです。

 

今回の追加カット

完成版

私は今回グルポやライティングはこのままで、構図が違うものをもう1カット撮影しました。

中央右寄りに大きくイフリートが写り、その左にエモート「ガッツポーズ」をしているミコッテが写っているSS。

追加の1カット

傑作かどうかは別として、私はこの追加カットの方が気に入ってます。

ライティングや見た目の設定は全部済んでるので(被写界深度表現はオフにしました)、構図とエモートを変えただけのお手軽カットです。エモートは「ガッツポーズ」です。

 

ライトの光を分解

キャラがアップになったので、この状態で今回のライティングをもう少し詳しく分解してみてみましょう。

ライトを全て消した状態(左)ライト1のみ点灯した状態(右)
ライト全オフ◆ライト1オン

ライト1のオンオフ比較です。

左から照らしてる赤いライト[ 7 4 0 ]。燃えてる炎の光をイメージして先程入れた光ですね!

 

ライトを全て消した状態(左)ライト2のみ点灯した状態(右)
ライト全オフ◆ライト2オン

ライト2のオンオフ比較です。

この空間全体の基本照明をイメージした、強めでやや黄色っぽい光です。いくら赤い炎を強調したくても全体を赤くするとホラーになるので、白色の光にちょっと黄や赤、青などを足す(もしくは引く)くらいの光をメインライトに想定するといいと思います。

夜を日中に変えた時に、[ 9 9 10 ]と青がやや強かったのも同じような理由です。太陽光は大気中を進む距離が長いほど青系の波長が散乱され赤っぽくなるので、時間帯によって各色の配分をそれに合わせて変えると日光の雰囲気が出るかもしれませんね!

水面にうつ伏せで浮かぶ2人のミコッテと、1人笑うアウラのSS。水面には赤い光が反射して、事件を思わせる様相を呈している。

赤いライトがホラーな例

 

ライトを全て消した状態(左)ライト3のみ点灯した状態(右)
ライト全オフ◆ライト3オン

ライト3のオンオフ比較です。

変化が大きいのはイフリートです。ライトがないと全体的に黒くなっていますが、ライト3によって赤くなり、体の形状や質感がよくわかって迫力(不気味さ……?)が増していますね。

キャラクターと背景の境界線に色が付いているのもチェックポイントで、写真のポートレート撮影や商品撮影などでも使われる撮影技法です。覚えておくとちょっと幸せになれるかもしれません!

 

完成版のライトオンオフ比較
ライトを全て消した状態(左)ライトを全て点灯した完成版(右)
ライト全オフ◆ライト全オン

普段の撮影ではここまで極端な変化はないと思いますが、ライティングをするのとしないのとでは全然印象が違うことがわかると思います。

特別難しいことはしていませんので、1つずつ順番に試してみてください♪

 

 

タイトル画像のこと

タイトル画像のことも載せたかったのですが、長過ぎるし、かといって独立記事にするほどでもないので、EoLifeブログの方で少し紹介しておきます。ご興味ある方はそちらでご覧ください♪

【FF14】エオライフブログ カテゴリーの記事一覧

 

 

まとめ

  1. 簡単な全面ライトアップ撮影でこれまでの内容を復習&実践した
  2. 次のステップとして、ライト値の調整をしてみた
  3. ライト調整は、その場の光の色、位置をイメージするとSSライティングの方向性を簡単に決められた
  4. 完成!と思った後のもう1カットに傑作SSや自分の成長が詰まっている

それでは皆さん、良きエオグラファーライフを♪


【更新履歴】

  • 2021/12/01-Ver.1

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