『今日から始める!ファイナルファンタジー14新生エオルゼア!No.244』
【エオキナ.com】
グルポで楽しむ「空中撮影」続編です。
引き続き空中撮影技法と、それを使った実例を紹介していきますね!
記事作成日:2021/08/09
最終更新日:2021/08/11
空中SS撮影技法2
構図決めには「カメラ調整」を駆使する
前回のカメラの基準となる位置をミニオンを使って動かす方法も大活躍ですが、それだけでは自由に撮れないのが空中撮影の難しい所です……。そこで「カメラ調整」機能も活用していきましょう!
画角の設定を知る
画角の設定については説明すると長くなりすぎるので過去の記事をご覧ください。
グループポーズの使い方!「望遠と広角、アップと引きを使いこなす」【前編】
グループポーズの使い方!「望遠と広角、アップと引きを使いこなす」【後編】
そのまま続きを読んでもわかるように簡単に説明しつつ書いておきますね!
空中撮影での活用方法
一言で言うと画角調整は、画面に写る範囲を広くしたり狭くしたりすることが出来る機能です。それ以外にも大切な効果はありますが、それは先程の参考記事で!
いくら見上げてもカメラの可動範囲の限界で、思うように画面内にキャラクターを入れられない時は……
広い範囲を写せるように、カメラ調整機能で広角設定にすると、入ります!
設定はここ。今53となっていますが、これを左(小さい方)に動かすほど広範囲が、右(大きい方)に動かすほど狭い範囲(望遠)を写すことが出来ます。
カメラ可動範囲に余裕があるなら「L1+右スティック上下」やこの「画角調整機能」によってキャラクターをより大きく写したり、より背景を広く取り入れたりが出来るのは、空中撮影に限らずグルポの重要な撮影技術のひとつです。
空中SS撮影技法実例
なんとなくテクニカル要素がわかったところで実際のSSで確認してみましょう。
基礎編:ミニオンを奥に置いて見下ろして撮る
今回の撮影はこんな条件です!
うまく止められましたか?では少し見下ろすような形で顔が見えるように撮影してみたいと思います。
ですが、これ以上アップにすると完全に顔が見えなくなってしまってこれ以上寄れません……。
背景もせっかく綺麗なのでもっと広く取り入れたいところ。それを解決してくれるのが少し後ろに控えているクロックワークムーンです。左右ボタンを押して中心をミニオンに合わせて構図を整えてみます。
どうでしょう、しっかりと寄って撮ることが出来ましたね!ここからミニオンを非表示にすれば完成です♪
これは説明用なので、ここから純粋に1枚のSSとして条件を整えて撮影したのが下のSSです。
完成!カメラを上下反転させて、背景の方を上下逆さにして撮影しています。背景を広く取り入れたことで場所の雰囲気も活かすことが出来ましたね。
基礎編:ミニオンを手前に置いて見上げて撮る
では、今度はミニオンをキャラクターの手前に置いて見上げる形で撮影する場合です。
ここでの撮影目標は「飛んでいるキャラを見上げる角度でなるべく大きく撮影したい」だとして、キャラクターとミニオン(クロックワークサン)、それぞれを選択(十字ボタン左右)した場合の写りを比較してみましょう。
キャラクターをそのまま選択したままでもなんとか画面内には映りましたが、かなり中途半端なところまでしか寄れていません(画角設定190)。
ミニオンを選択した場合では、キャラクターを画面中央に捉えた上でフレームからはみ出すほど大きく写すことが出来ました(画角設定200)。
どんなことをしていて、どれくらい効果的なのかつかめましたか??つかめましたね?!
では最後に応用編に行ってみましょう!
応用編:ミニオンを高いところに設置して撮る
ここまで比較的高度の低いエモートを使ってきましたが、圧倒的に高くまで飛び上がる「スターダイバー(竜騎士)」を使った撮影をしてみましょう!
キャラクターターゲットのままでも撮影は可能ですが、それだと見下ろしの構図に限定されます。今回は高高度なスターダイバーを横や下から撮影してみます。
撮影準備と予備知識
スターダイバーは高さがある上に水平方向の移動もあるので実はかなり複雑です。
アクション中は飛び上がりつつ敵に向かって斜めに突進します。が、判定的には地面を水平に移動するだけ……。つまり
これを踏まえて、今回の撮影現場をみてみましょう!
複雑な大人の事情がわかるSSですね……。まずは屋根に登って「クロックワークサン」を設置し、家の前にいる木人に「スターダイバー」を使うまでが儀式。この瞬間「実際キャラがいることになっている位置」は地面の上です。
今回は攻撃アクションを使っての撮影なので、キャラの向き、つまり攻撃の方向はグルポ中の△ボタンの視線切り替えで調整が可能です。
とりあえず下から普通に撮ってみた
そのまま下から見上げて、画角を最大限広く(数字を小さく)して撮影しました。いかがでしょうか……撮りたいのはこういうのじゃない感がすごい一枚になりました。
でもミニオンを選択すれば……!
ですが、最高な位置で待機してくれているミニオンさえ選択すればこの通り、普通にこんなに近くで真横から、この高高度を撮影できました。
え、でも背景がかっこよくないって……?そこはアイデアと工夫で乗り切ります……!
こういう条件で撮れる素敵な場所を探すもよし、こんな背景にもぴったりな感じのSSにしてみるもよし、背景を見えなくするもよしです!今回は背景を見えなくしてカッコよく仕上げてみましょう。
空中撮影「スターダイバー」
先程のSSの手前の上の方に太陽があります。今回は背中側からキャラと太陽を重ねることで太陽のフレアを利用して撮影してみました。
完成したSSだけを見るとあまり感じないかもしれませんが、スターダイバーの上空姿勢を横方向から撮影するのは、意外と色々な工夫が詰まっていることがわかりましたね!
【舞台裏】空中撮影「スターダイバー」
各種要素が見えるように分解した舞台裏SSもお見せしておきます。
完成SSのどれが太陽で、どれが攻撃エフェクトなのか、そしてクロックワークサンの勇姿??もわかっていただけると思います。
ここまで来たら、もう空中撮影に必要な技術は十分身についていると思いますから、あとはアイデアとちょっとした工夫できっとあなたも素敵な空中SSを撮影することが出来ると思います。
このあとは、もう一歩歩みを進めるための別の撮影アイデアを紹介しておきますね!
もうちょっと知っておくと便利なこと
バトルエフェクトの表示切替え
「バトルエフェクトの表示切り替え」ボタン
バトルアクションを使ってのSS撮影は光が凄すぎてまともに撮れない……なんてことも少なくありません。そんな時は「バトルエフェクト表示切り替え」をオフにしましょう。モーションストップ中は反映されないので気をつけてください。
どうしてもそのままエフェクトをオフしたいなら
止める瞬間もピッタリだからもう一度モーションを動かして表示オフにはしたくない……!なんて時は右スティックをゆっくり動かしてみてください。動いてる間だけはエフェクトがオフになります。
右スティックでゆっくり画面を動かしながらちょうどいい場所で撮影ボタンを押して撮影しました。バトルエフェクトをキャンセルした「スターダイバー」です。これはこれでイイ雰囲気ですよね!
とかく派手派手になりがちなバトルエフェクトは、特別それを活用するつもりでなければ最初からオフにしてしまうのも良いかもしれません。バトルアクションは本来派手なものなので、そのまま派手さを表現するのももちろん撮影者の好みと言えます。
睡眠効果でゆっくりにする
ステータス表現「睡眠」というものがあります。グルポ機能を色々触っていると「睡眠」をオンにすることで動きがゆっくりになること自体には気が付くと思いますが……
キャラクターが寝ちゃうし、泡がいっぱい出るしで活用は諦めてしまいますよね……。でもこの泡は、モーションストップした後に「睡眠」を解除することで消すことが出来ます。キャラクターが目を閉じて寝てしまう問題も、表情のエモートを使うことで起きたままになってくれたりします。
すごい!!これを使えば空中撮影も格段にやりやすくなるじゃん!……って思うでしょ?でもバトルアクションは遅くならないんです……。元々エモートは動きがゆっくりで止めやすいから空中撮影においてはあまり使いませんが、とりあえず頭の片隅に覚えておいてください。
モーションストップをもっと早く!!
スタート&ストップの高速化
特に空中撮影をすると思うことは「バトルアクションをスローモーションにしてほしい」だと思いますが、色々問題点があってなかなかこれはすぐには実装出来ないそうです。
なら、再生と停止をもっと速くするちょっとした工夫をしてみましょう!
素早くスタート&ストップしにくいのは何故か……?どっちも同じボタンだからと言えそうですよね。なら、別のボタンにしてしまえば短い間隔で二つのボタンを押せます!
まず上のボタンを押して全体のモーションをストップします。準備はそれだけ。あとは……
- ○ボタン(決定ボタン)=ストップ解除
- L2ボタン=スタート
これを繰り返すだけです。スタートとストップボタンが左右の手に分かれたことで、限りなくほぼ同時に押すことが出来ます。少し慣れればかなり細かく再生できますよ!
ダイレクトチャットモードをオフにするか、元々オフにしているキーボード派の人はキーボードをうまく使えばOKです。モーションストップ(全体)と(選択対象)を混ぜてもいいのですが、少し動作が不安定だったので今回はこの方法を解説しています。他にも色々なやり方は出来るので、ご自身が押しやすいように工夫してみてください。
いや、難しいよ!!と思った方へ
自分の単位時間あたりの動きを1ステップとしてL2を2回押してスタート&ストップをするということは、押す事と放すことは同時には出来ないので
- L2を押す(左手)
- L2を放す(左手)
- L2を押す(左手)
ということですが、今回のようにやると……
- ○を押す(右手)、L2を押す(左手)
というその気になれば同時に実行出来ることだし、両手とも「押す」っていう同じベクトルなので動きも簡単ですよね!え……簡単じゃない……?「片手をもっと早く動かす」より「片手をちょっと遅くする」方がまだ少し簡単そうだったりしません……?
ほとんど同時に動かし始めても、○ボタンよりL2ボタンの方が動かさなきゃいけない距離が元々長いので少し勝手に遅くなる、そういう意味でも結構少し練習すれば出来るかな〜って思います。L2を押す前に○を放したりする必要もないです。L2を素早く放す必要もなしです。
どうでしょう、少しは出来そうな気がしましたか……?無理……?だとしたら私が字やお箸も両手で出来る人なのでそう思うだけなのかも……。
では、最初のボタンをその右隣のボタンにしてみてください。そのあと、○ボタン→R2ボタンだったらどうですか?操作を右手だけにしました。親指から順番に素早く手を握るような動作ですが、いかがでしょうか。少し練習して無理そうなら……L2かR2を普通に2度押しでいきましょう 笑
誰かと一緒に撮る
SSはみんなで撮ると楽しいですよね!空中撮影のような時間のかかる撮影を一緒に楽しんでくれる人はそれほど多くないかもしれませんが、1人では撮れないSSに出会えると思います。ぜひ挑戦してみてください。
人とSSを撮るのに役立つ技術はこちらの記事をどうぞ♪
今回の画角や何を重視して撮るかのおさらいもあわせて出来る記事になっています。
モンスターとの撮影
さらに、空中撮影にモンスターを取り入れてみるというちょっと高難度な楽しみ方はいかがでしょうか??どうやって撮るかまで話すとまた長くなるのでモンスターとの撮影技法についてはまたいずれ。
モンスターと撮影しているSSはエオキナで時々出てきますが、一番お気に入りは下の記事のトップ画像になっているSSです♪竜騎士カッコよすぎ!
空中撮影卒業課題?!
ここまでの空中撮影を一通り理解して、試しみることが出来たら「空中撮影」+「誰かと一緒に撮る」+「モンスターとの撮影」の合わせ技にも挑戦してみてください!現在のグルポ仕様では難易度が高い撮影ですが、その分すっっっごく楽しい撮影になると思いますよ!
手前が私で「スターダイバー」奥にいるのが友達で「スパインダイブ」を使っています。服装はもちろん竜騎士のAF1(レベル50のジョブクエストで揃います)ドラケン装備。武器はゲイボルグ(ZW)です。撮影場所はクルザス西部高地。ミニオンは使ってません。
ドラゴン族と竜騎士はFF14最初の拡張パッケージ「蒼天のイシュガルド」編の大きなテーマでもあります。そんなストーリーや歴史に想いを馳せながら撮影してみると、撮影アイデアも増えるかもしれませんね。
さて、次回は、エモートやバトルアクション以外の空中撮影についてお話ししますね!
素敵なエオルゼアライフをお過ごしください。
【更新履歴】
- 2021/08/11-Ver.1