『今日から始める!ファイナルファンタジー14新生エオルゼア!No.206』【5.3対応】
【エオキナ.com】
SS撮影促進企画その3です♪
少々危険を伴う側面もありますが、思わぬ傑作が生まれるバトルSSの紹介です!
記事作成日:2020/08/03
最終更新日:2021/08/07
バトルSSって?
バトルSS。別に定番の用語ではないです。せっかくだから何か用語作っておきますか。BTL-SSでいかがでしょうか!
ついでにエオルゼアのフォトグラファーたちをエオグラファー(EOGrapher)と呼称するのはどうでしょうか。ぜひ流行らせましょう!今は検索してもヒットしませんが、きっと半年後くらいには定番用語に………………なってないでしょうね!
はい。無駄話はやめて話を戻します。
バトル中に撮影する、もしくはバトル状態を再現して撮影するSSのことを指しています。一部の愛好家には人気の撮影ジャンルです。普通は常識的に考えてやらないので、意外と自然には着手しない分野でもあります。
私は大好きです。引退前も戦場カメラマンとして数々の戦闘に参加してきました♪
ということで、今回は戦場でのSS撮影について紹介していきますね!
バトルアクションSS
バトル系のSSの入門としてぴったりなのが、バトル用のアクションなどを使用した擬似的な戦闘SSです。実際には戦闘していない状態で撮影するのでじっくり撮影に専念することが出来ます。
バトル用アクションは対象がいなければ使えないので、雑魚がいるフィールドや、木人などを活用してアクションを決めてからグループポーズを起動するようにします!
竜騎士
アクションを使った後は、撮影したい場所に移動して思う存分撮ればOKです。極端な明るさや色彩になってしまってもバトル系では妙にハマったりするので、パンチの効いた一枚にまずはしてみましょう。
派手さや動的なものとして象徴的なバトルアクションで静的な表現を試みる、なんてアイデアもありです!慣れたら色々な表現に挑戦してみると楽しいと思います。
アクションのタイミングや構図などに慣れてきたら、ライトを活用してみるとさらにそれっぽいSSを撮影できるようになります。普段であれば少し強すぎるくらいの光を当ててしまってもOKです。
エフェクトが出ている場所もしくはその方向に設置するのがオススメです。
この一枚は過去に【エオキナ.com】でも出てきていますが「説明的」な仕上がりになっています。ここまでの流れで言えば、バトルアクションを使った「記念写真型」なSSと言えますよね。
まずは難しいことを考えずにそんなゆるい感じで撮影して、バトルアクション撮影に慣れましょう♪
The Steps of Faith
戦闘終了間際に放ったリミットブレイクをクリア後のグルポ撮影したSSです。
先ほどの「竜騎士」と比べるいかがでしょうか。同じように今度は赤魔道士で技を放っていますが、キャラだけでなく背景も主張を持ったことで、どこか物語を感じさせるように私は思います。
ノイジーな雰囲気はグルポ撮影時に設定出来ていますが、こんな感じの色味(セピアみたいなのはあるんですけどね)で撮れるフィルターが現状ないので、まずはグルポで可能な範囲で撮影した後、前述のAdobe Lightroom内で彩度を低下させ、寒色調だったものを暖色調にし、わざとダイナミックレンジが狭いような雰囲気に明暗を調整しています。
「その1」でもあったように、ここが作品発表の場なら興醒めな話ですが、私もあなたも同じ撮影者としてここにいるので、私が抱いて仕上げたビジョンなどをお話ししておきますね♪少しでも撮影を楽しむきっかけになれば嬉しいです。
遠い昔の大きな戦い。最悪の形で長い闘いが決しようとしていた瞬間に、光の戦士が放った最後の一撃……。そんなカットシーンの一コマをイメージしています。回想ムービーみたいな。
最後に悩んだ部分は、周辺部を暗くするかどうかです。一枚のSSとしての完成度はその方が高く感じたのですが、回想シーンの一コマのイメージだったので、そういう意味ではこっちがいいかな!って結論でした。
私としてはお気に入りの一枚なのですが、いかがでしょう♪
Crimson Lotus
こちらも先ほどの"The Steps of Faith"と同じく戦闘終了後のリミットブレイク撮影。踊り子のLB3であるクリムゾンロータスです。
こちらはグルポ内の機能で完結できたので特にその後は触っていません。
LB3というと、わかる人にはわかる通りフルパーティでの戦闘です。そんな中最後に、しかもレンジ枠でLB3を使うって難しくない??って思うかもしれません。はい!その通りです♪
LB撮影したいけど……わざと使わないで残しておくのも迷惑だよなと思ってみたり、でも誰も使わなかったら同じことじゃないかとか思ったり。いやいやそれより最後まで誰もLB3使わないってことある?って思ったりすると思います。早めに使ってその後何も攻撃しないというのもダメな気がする……なんてことも思うかもしれませんね。
うん。どれもその通りです!
かといって人数少ないとゲージが3まで貯まりませんしね。
これは8人身内で出掛けた時のものですが、野良だとなかなかチャンスは少ないかもです……。そんなレアな撮影も、機会に恵まれたら楽しんでみてください♪
ちょうど最後にLB3つかえた!これでじっくりLB撮影できる〜!と思って、いざ戦闘が終わったら挨拶と共にお辞儀のエモートをしてしまった……なんてことがないように気をつけてくださいね!!
誰かと一緒にバトルSS
少し敷居の高い撮影が続いたので、グッと下げましょう!
今度は誰かと一緒にバトル系SSを撮影する場合です。フィールドならさほど苦労しませんが、コンテンツ内でこれをやろうとすると、誰かしら座ったり他のエモートをしてしまうので、事前に相談しておきましょう!敵がいない状態で使えるアクションは限られているので……。
ボスを倒す最後の一撃、みんなが倒すことよりSS映えするアクションはどれだ!とか思いながら戦ってる姿を想像すると、なんだか微笑ましいですね。
さて、複数でバトルアクションを使って撮影すると、先ほどの「竜騎士」ではちょうどよかった攻撃エフェクトが、今度は重なりすぎてキャラが見えないほどになってしまうことがしばしばあります。
グループポーズ中のメニューを表示してください。PS4なら■ボタンです。ウィンドウの一番上の方で「剣を掲げて燃えてる人アイコン」を探してください!それをオフにします!
これが有効になるのは、アクションが一周してリピートする瞬間なので、停止しながらぽちぽち押しても何も変わりませんのでご注意ください。
あ、こちらのSSもグループポーズ内で完成させてそのままです。
暗い背景だとバトルエフェクトが映えます!
バトルエフェクトには独特でかっこいいものがいっぱいあります。そんなエフェクトそのものを強調して撮影したいときは暗い背景を活用しましょう!
ヒーラーであれば単独でほとんどのアクションを使えるので、部屋の明かりを消したハウジング室内なども心ゆくまで撮影に集中できるのでグッドです。あまりにも部屋が暗すぎるとライティングが難しいので、完全に暗くしないくらいから試すと良いかもしれませんね。
上の撮影地は大迷宮バハムートの邂逅5です…………たぶん!
黒さをはっきり出すためにシャドウ部の明るさを下げています。それだけでもかなりスッキリするので、あとはもっと派手にしたい時は彩度を上げるなどします。
風景写真とバトル系アクション
竜騎士のジャンプで夕焼けのラベンダーベッドの大空を飛んでいます。画面のエフェクトはグルポ機能によるものです。
その1のような風景写真と今回のバトルアクション系を組み合わせたものです。何が楽しいって撮影してる時が一番楽しいですよ!
まるで無重力の宇宙空間で撮影したかのような一枚に仕上げました。ミニオンのダストバニーがイイ味を出してくれましたね♪この無重力感を出したくて似たようなものばかり30枚くらい撮っていました。
撮影方法を詳細にお伝えしたいのですが、1年以上前なので覚えてません……。下からカメラを見上げるようにすると足場が透過する場所があります!そんなちょっと特殊な場所を利用して撮影してみるのも楽しいかもしれませんね。少なくともこれはそういう場所で撮影したSSです。
このSSはジャンプではないのですが、竜騎士でジャンプできる人は、ぜひ飛んで撮影してみてください。思ったより難しいことと、一度慣れるといろんなSSを撮りたくなる楽しさ、両方を実感できると思います♪
実戦撮影!
機工城
ここでこの色味のSSをみると即座に「あの曲」が再生される世代です。今だとせいぜい消化ですもんね。わからないですよね。ごめんなさい 笑
さて、いよいよ実戦編です!敵を含めた撮影が出来るのでいかにもバトルらしい緊迫感のあるSSが撮れるのが特徴です。その分撮影中も常にダメージを受け続けるため、敵と圧倒的にレベル差がある状態でなければ困難です。
最初に注意点です!言わなくてもわかると思いますが、知らない人とCFでコンテンツを攻略している、その戦闘の最中に撮影するなんてことは絶対しないようにしてください!
上のSSは、わかる人にはわかると思いますが、「特殊な状態」にある瞬間です。なので、そのままもともとこんな感じのSSです。
鍔迫り合い
スケールが違いすぎて鍔迫り合いにはなっていませんが、体験したら誰もが撮影したくなるワンシーンからの一枚です。大丈夫、身内で行ってます!
少し話はそれますが、かつてグループポーズがなかった時代の戦場カメラマンだった私の撮影方法を紹介しておきましょう!
主観カメラにしてHUDを消します(L1+pad)。そうすると自分で実際にカメラを構えているように戦場を自由に動き回り、自由にカメラ角度を変えながら撮影をすることが出来ます。
パーティにはボスをすぐに倒してしまわないように攻撃を続けてもらいながら、その周辺を歩き回りながら大量に撮影します!フォトジェニックな一枚のためにはどうしても事後の画像調整が必要にはなってしまうかも知れませんが、グループポーズでは得られないダイナミックな撮影体験が今でも出来ると思います♪
対峙
戦闘開始前の一枚です。かなり近いように見えますが、撮影マジックです 笑
素直に横から撮るよりも、バトル系の撮影ではカメラをグルグル回して迫力のある構図を探してみるのがおすすめ!
写真全般に言える事ですが、例えば人物などは少し上から撮影すると体に対して少しだけ頭部が大きく写ります。体のバランスで頭部が大きいものといえばなんでしょうか。そう、子供ですね。子猫が可愛いのも割合的に頭が大きいからです!と、言い切ると反論もあるでしょうが、生物の自然な反応として頭部の割合が大きいものには愛着を覚えるようです。
猫が、全く違う生物である人間の赤ちゃんをやたらと可愛がったりすることがあるのも、こうしたバランスから本能的に幼い個体であることを識別している故、なのかもしれませんね。
さて話を戻しますが、逆に少し下から撮影すると人間であれば体に対して足の割合が多くなる……つまり少しだけ足が長く見えます。
ではやっとSSに話を戻しますが、がっつり下から上を向いて撮影してみると、左のコロッサス、ものすごく巨大で強そうに見えますね!横からや上からのアングルでは出ないタイプの迫力です。
ここまででもかなり迫力が出ていますが、最後にスパイスを一振りして仕上げをします。過去のTips記事でもお話ししていますが、ちょっとだけ画面を傾けます!これによってSSの躍動感は3割は増します!
古都に巣食う魔物
こちらはすでに戦闘に入っています。今まさにドラゴンの眉間を目指してコルタナを突き出そうとしているところ♪
これは少し前のミラプリコーデ「忠義のナイト」のギャラリー用SS撮影に出かけたときの別カットです。
撮影では、攻撃アクションを使った後にターゲットを外して(タゲっているとオートアタックで攻撃を続けてうっかり倒してしまうことがあります)、立ち位置を調整した後にグループポーズを起動します。暗い場所で攻撃のエフェクトが輝くような雰囲気を出したかったので、黒さが強調されるような設定でグルポ撮影をしています。
モンスターの動きは調整できないので自分の動きと撮影構図を決めたら、あとは大量に撮ってモンスターの顔の位置などが一番よかったものを後で選別します。
欲を言えば、剣や手などの内側に向かうラインが収束する付近に顔があるとよかったのですが(ちょっと右)、この後体を左にひねりながら突き出すのだというストーリーを勝手に考えて無理やり納得します。
裏話になりますが、グルポでは制御できないものが被写体になっている上に、自分のポーズやエフェクトの出方も複雑なので、構図を詰めきれないことが多々あります。
上のSSで言えば左端の空白エリア。なんかここが寂しいけど他は崩したくなかった……。そんな感じです!
そんな時は、ご覧の通りです!ロゴ!!
カッコつけて言えば「SSは撮影時からこのようにコピースペースを意識して撮影することで、最終的なクオリティを引き上げることができます」。
でも実際は「なんかスペース空いちゃったけど、適当に文字入れたらぴったりだったよー!よかったよかった」です。
黙っていればわかりません。大丈夫!
仕上げの調整は、彩度をごそっと下げてから、青系の彩度だけ少し上げつつ青系の輝度を下げています。他の色要素を減らして、攻撃エフェクトを印象的に出来たらいいな〜という調整です。ただ青を目立たせるだけだとあれもこれも派手派手になってしまうので、対比させるものを下げることで相対的に目立たせるアイデアです。
ロゴタイプの挿入などはスマホアプリでも難なくやれますので「加工なんてムリ」と一括りに諦めないで、ぜひ試してみてください♪
このシリーズの別カットにも興味を持ってくださった方は、ミラプリコーデ記事をご覧ください♪
おまけ
それでは次回「スナップ風SS編」でお会いしましょう!
この辺の話もともと全部1つだったのでもうすでに書けてるんですけどね 笑
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【更新履歴】
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