これからFF14を始めようかな〜という方のエオルゼアの魅力発見にもなったらいいなという、スクショ撮影企画その4です♪
これまでに、記念撮影や風景撮影、物語性を持たせた撮影、バトル関連のSSなどについてご紹介してきました。
記事作成日:2020/08/05
最終更新日:2022/03/08
スナップ風SS撮影のススメ
写真撮影で「スナップ」と日本で呼ばれるもののざっくりとした定義は、その瞬間その場で出会った物事をありのままに、下準備なしに写したもののことを言います。
が、エオルゼアのグループポーズでは、撮影モードに入った瞬間に、キャラクターは撮られる気全開でカメラは見るわポーズはするわのしたい放題です。もう、何ならいつでも撮れるようにずーーっとポーズを繰り返してくれます。どこにも自然なスナップなど存在しません。
なので、スナップ「風」に撮影してみること。
これが私のイチオシです♪
ソロでも楽しめますしね!特別な撮影、加工技術も必要ありません。
何より撮影技術を全く必要とせず楽しむことも可能なので、上手いとか下手だとか、そういう感覚はいったん捨てて、ただその瞬間の日常を切り取ってみてはいかがでしょうか。
グループポーズの設定
まずはエオキナ流のスナップSS撮影のためのグループポーズ設定+αの一例を紹介しておきます(上のSSが同じ設定で撮影されているというわけではありません)。
- 全般設定>カラーフィルター>標準
- 全般設定>被写界深度表現を有効にする>オフ(もしくは逆にオンで少ない数)
- 全般設定>周辺減光表現>一番上>1
- エフェクト/フレーム表現設定>フレーム表現>◆インスタント
- 全般設定>明るさのマニュアル調整を有効にする>オン
- 明るさをイメージに合わせて調整
- 可能なら文字入れ
では、もうちょっと詳しく見ていきましょう!誰かの真似ではなく自分で考えながらやってみたい方向けです!大半の人にとっては恒例の読み飛ばしゾーンです♪
設定の意図とイメージ作り
私はちょっとレトロな雰囲気のスナップフォトが結構好きです。なので、友達と撮影に出掛けた時はトイレンズを使ったりします。
ちょっと難しい話になりますが、ある程度広い(深い)被写界深度を持たせておけば、ピント合わせもほとんど必要ありません。超音波モーターを使った高速フォーカスでも「合わせない」には勝てませんからね!
そして古いレンズやトイのようなレンズは、描写が緩かったり、周辺が暗かったり、光が入るとコントラストを失ったり、ちょっと明るいと白飛びしたり、暗いので感度を上げる必要がありノイズが入ったりと、とかく高画質とは無縁です。
そんな雰囲気を簡単に再現する設定が、大体先ほどのような設定です。細かい話は、レトロを表現すること自体が目的ではないし、もうその辺りはそれぞれのイメージの中に生まれてくるものだと思うので、ここでは割愛します♪
実際の写真撮影ではオールドレンズの「クセ」を楽しむ撮影が好きな方も多いですが、グループポーズではレンズを交換出来ません。ですが、設定をどんな風に変えて、どんな調子のものに魅力を感じて撮影するかが、一人一人の「クセ」を出すレンズの役目をするのではないでしょうか。
トイレンズのようなものでは、何なら全部がくっきりしないことも多々あり、あえて先ほどの2の設定を変更してぼんやりさせてしまうのもありです!
もっと細かくピントの合う範囲を制御するにはマニュアルフォーカス機能を活用します。
上の風景スナップは全体がちょっとぼんやりとしています。
何が撮りたいのか意味わからん、下手すぎるwと思う人もいれば、様々な青の豊かさに目を奪われる人もいるかも知れませんし、力の抜けた感じに落ち着きを感じるかも知れません。他の部分に惹かれる人もいるかも知れませんね!
そのどれもが正解なのが、スナップフォトの良い所だと思います。自分が好きか嫌いか、です♪
文字入れについて
スナップ=インスタントカメラ*1というわけではありませんが今回は自分の中でも使い分けられるようにインスタント風を推しています。
最後の7番に文字入れとありますが、そのインスタントで出来上がった写真にペンで文字を書き入れるようなイメージが雰囲気を演出できると思います。フォントは手書き風のものを使いましょう。
シンプルに黒ペンで書き込んだり、トップ画像のように色ペンだったり、"Bedroom"のようにマスキングテープを貼ってそこに書き込んでみるのも面白いと思います。
ちょっと試しにFF14デザインのマスキングテープを作って、先ほどのSSに貼ってみました♪
FF14のロゴのテープはちょっと厚さのある紙製をイメージしていて、忍者と赤魔道士デザインのマスキングテープは薄い半透明のタイプです 笑
こういう思い通りのデザインを作るには結局加工ソフトが必要ですが、マスキングテープをぺたぺたしたり、あるものからカスタマイズするようなものはスマホアプリでもあるかも知れません。
スナップ風SSの活用アイデア
スナップ風SSはあれこれ整えるよりも、ちょっとズレてたり、傾いてたり、何撮ってるのかよくわからないくらいだったりする方が雰囲気が出ますのでお試しください!
でも、わかりにくいものとかは使い道がないんじゃないかって?
例えば、1つのテーマに対してコラージュにしてしまうのも1つのアイデアです♪そうすると、一枚だけではあまり意味をなさなかったようなSSも立派にテーマを彩る重要な一枚になります。
私は特定のテーマやイベントの時には時々こんな感じにまとめてプレゼントをしています!重ねたり、傾けたり、ステッカーを貼ったり、そんなイメージで作ると、撮影だけじゃない楽しみも増えると思います♪
デジタルスクラップブッキングだと思って楽しむとグッドだと思います。
え、そんなことできるソフトを持ってないですか?いえ、スマホのアプリでいくらでもあるので探してみてくださーい。
もう一歩踏み込んでスナップSS撮影
別記事にしたことでスペースが余ってるので、少し踏み込んでみましょう。
うまく撮るには??
風景写真であれば水平線を水平にしろだとか、ポートレートなら必ず瞳にフォーカスが来るようにとか背景でモデルをさすなとか、コマーシャル系なら商品ロゴを隠すなとか、他にも構図がどうで、露出が適切で、黒潰れさせるな白飛びは表現力の欠如だのと色々お作法があることがあります。でも、スナップ写真では別に何にも気にしなくていいと思います。いえ、もともとお仕事でSS撮ってるわけじゃないし何でもいいんですが 笑
大切なのは、その瞬間を切り取ることなので、すぐ撮ります。気になったら撮る。知識や技術ではなくて、無意識に手元のグラスから水を飲むように、「ふと」撮ればOKだと思います。
うまく撮れるかなとか、うまく撮れたかなとか、考えても意味がないので考えません。だって「うまく」って実態はなんなのでしょう。
実態のないうまさを追うくらいなら、思いっきり下手に撮ってみた方が有益だと思います。
笑っちゃうくらい下手な撮影をすることを極めたとしたら、上手い下手の価値観も変わると思うし、他の人が撮らないような個性的な写真を撮ることが出来ていると思います。
誰かに「下手くそだね」と笑われてこそ、傑作は生まれるのかも知れませんね。
たかがゲーム内のSSと思うかも知れませんが、せっかくやってるのに本気にならなきゃもったいないです。遊びならばこそ、本気でやります。
グルポでスナップ
あれこれ考えずにフィーリングで撮影するコツは、画面の情報を減らしてしまうことと、気持ちを切り替えることかも知れません。
そのためにぴったりなのが、フレームのインスタントだと思います。見えるエリアが圧倒的に狭くなるので、なんだか諦めがつきます 笑
フレームのインスタント設定をしたら、あとは「カメラ調整の回転」「明るさの調整」だけ触りながら、他はスティック操作でいろいろなものをどんどん撮影してみるといいと思います。
景色のいい場所?一緒に撮る誰か?いえ、そんなことすら考える必要はないです。今その場でやってみればいいんです。撮るものが無いと思ったら、それは無いのではなくて、気が付く感性を今は持っていないのだと思います。
とにかく10枚撮って、後で見直してみてください。最初は「あ、これちょっと面白いかも」と感じる一枚が50枚に1枚しかなかったとしても、1枚見つけられたら次は30枚でお気に入りが見つかるはずです。そうすると、失敗作だと思っていた78枚の中にもきっとお気に入りを更に見つけられるはず。
自分はSS全然うまく撮れないからな〜と思っていらっしゃる方は、うまくなる以上に自分の感性の幅を広げるためにも、枚数だけ、まずはたくさん撮ってみてはいかがでしょうか。そのためにもこのスナップ風撮影は、いつでもどこでも何人でも気軽に出来るのでおすすめです♪
うまいからたくさん撮るのか、たくさん撮るからうまいのか、どちらかは分かりませんが、少なくとも「ほとんど撮らないうまい人」はいないと思います!
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【更新履歴】
- 2020/08/05-Ver.1
- 2022/03/08-Ver.2「デザインやリンクの修正」
*1:私も実際使ったことはありませんが、かつて栄えていた撮影すると写真がそのままカメラから出てくるポラロイドカメラというのが有名です。現代でも一般的に残っているもので代表的なのは、富士フィルムのinstaxというシリーズです。