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【FF14】SS撮影ノート「おでかけ」(EK-214)

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ゴールドソーサーをふわふわと泳いでいるミニオン「ウーパールーパー」(FF14)。

この記事は、私の楽しんだ思い出を綴っている日記のようなものです。「SSの正しい加工方法」的な話では決してないので、これにとらわれないで楽しんでくださいね!

Ver.2

記事作成日:2020/08/26

最終更新日2022/03/16

撮影のこと

撮影イメージ

一緒に歩くミニオンは服装によって変えているのですが、この日はアンビスト……ではなくて「ウーパールーパー」。特に珍しいミニオンではないのでリテイナーさんにお願いすれば持ってきてくれる……かもしれません♪この呑気な感じがすごくイイですね。

 

ゴールドソーサーでグループポーズを起動すると、足元ですごく楽しそうにふわふわしていたのが目につきました。

そこで、ごしゅじんとゴールドソーサーに初めて遊びにきて、よくわからないけどキラキラしててすごーい!ってワクワクしてる感じのウーパールーパーを撮りたくなって撮影に取り掛かりました。

 

このコの主観的な感情を表現するというよりも、そんな様子を客観的に撮影した感じを目指しました。

ヒトからしたら多分ゴールドソーサーって、イル・メグ(という夢の国のような場所があるんですが)のようなふわふわした幻想感よりも、もうちょっとリアリティのある(光があって闇があって。さらに夢のような遊び場だけど夢の代償には常にお金が必要だったり。意外と昔っぽいようなゲームも多かったり)、煌びやかだけどどこか哀愁を感じさせるようなレトロな側面もあるような気がしていて、そういうヒト目線の雰囲気をイメージしました。

撮影アイデアノート

撮影のアイデアが浮かばないよ、と思った時は、SS撮影は連想ゲームだと思うと、もしかしたら良い思いつきがあるかもしれません。

例えば……

 

一番最近手に入れたミニオンは何だったろう。
そうだ、アラガンメロンだ!
ウォーターメロンといえば夏
夏なら海
海でスイカ
スイカ割り
スイカ割りなら目隠し?
大勢
スイカ割り大会風?

 

そうするとこんなSSがイメージできます。

 

何人かで紅蓮祭でもらった衣装を着てコスタデルソルに集まって、スイカ割りをする人が目隠し(ラールガーズリーチのサブクエ→ヘッドバンテージ)をしながら木刀(侍装備・ゴールドソーサーで交換)を持って、アラガンメロン(ハウジングの畑等で栽培)に向かう。

 

背景としてみんなは応援したり声かけをしたりするようなエモートを並んでする。

 

そのままスイカ割りじゃ普通なので、スイカじゃなくて間違って近くにいた誰かのミニオンを叩きそうになって周りが慌ててるような様子もいいかもしれませんね!

 

後で夏写真としてコラージュしたり組SSにすることも考えて、いっぱいスイカが採れてみんなで大喜びして、これから海に向かうぞー!って前振りシーンや、日が暮れてきてみんなで誰かの家(ハウジングエリア・ミストヴィレッジの庭に新しい庭具のキッチンを置いたりして)の庭に集まってスイカを食べながら談笑してるのもいいかもしれません。

 

全体的に普通といえば普通の内容ですが、別に誰かや何かと比較した普通じゃないことをやらないと楽しめないわけでもないですし、そうやってみんなで撮影をした思い出というのは、普通だとかありがちだとか、そういうものではないはずです♪

 

とか言いながら、スイカ割りなんてイベントはしたことないです……。知識としては知ってますが、よく考えると結構怖いイベントな気が……。ちなみに、日本すいか割り推進協会認定版というスイカ割りの公式競技ルールがあるらしいです。割れ方で点数とか決まってるんですね〜。割るだけじゃないんですね。

 

 

撮影場所

もちろん撮影場所はゴールドソーサーです!

 

 

グルポ設定

対象の選択

グルポ中は、メニューが出ていない状態で十字キーの左右を押すことで、中心となる対象を変更することができます。

対象となるのは、自分、パーティメンバー(フレやFCメンなども含む)、自分やパーティのミニオンなどが主です。

特にミニオンを指定すると、プレイキャラクター指定にはない、新鮮なカメラアングルを楽しむことが出来て楽しいと思います♪

ミニオンをこうやって主体にしてもいいし、例えば自分がミニオンにエモートしているところを、ミニオン視線で撮影してみるのも楽しいですよ!景色のいい場所も、特別な時間や天候も不要で、それだけ1時間は1人で黙々と楽しめちゃいます……!

  • グルポ撮影画面の中心に出来るのは自分だけじゃないです!左右で試してみて!

 

全般設定とフレーム表現

「おでかけ」スクリーンショット(SS)撮影時の各種設定。

「おでかけ」SS撮影設定

カメラ調整の所はそれぞれ17383です。ふわふわって飛んでる躍動感を出すために83にローテーションさせています。これが100のままだと説明的な雰囲気になりがちな場面だと私は思ってます。

明るさ調整は手動の160。これはもちろん様子を見ながらお好みで♪

 

カラーフィルターは「鮮やか2」です。極端なコントラストがつかないので、後々でも調整しやすいフィルターだと思います。色の鮮やかさの増減は後でも簡単なので、それよりも濃淡や明暗のバランスでフィルターを選んでみるのもいいかもしれませんね!

 

撮影画角を173とかなり大きくしているので、スクリーンエフェクトとの相性は個人的には良いと感じないことも多く、今回は「標準」です。

 

被写界深度はF1.4とかなり浅くしています。周辺減光表現は無し。

 

フレーム表現を「◆シネマ」にしています。上下の黒い帯はこの設定によるものです。

 

ライティング

2灯ライティングです。またここは話がわかりにくくなってしまいますが、習うより慣れろって方が近道なので、実例的な今回のライティング方針のみお話ししておきますね!

一灯は雰囲気作り、もう一灯はハイライト作りに使っています。

 

ハイライトの方はウーパールーパーの皮膚のしっとりペタペタ感を強調する意味でも欲しかったので、後方のちょっと上から当てています。

 

雰囲気作りの方は、文字通り求める雰囲気次第なので、表現したいイメージを再現するのに役に立ちます。やったことがないと「無理っぽい」って感じかもですが、こうやって度々目にしていると、出来るような気がしてくるものです。出来るような気がしたらもう何でも出来るので大丈夫です。

背景の一部を切り取った画像。後方のフロアの一部が暗くなっているので、イルミネーションが強調されている印象。

背景ライティング1

背景の一部を切り取った画像。後方のフロアの先ほど暗かった部分にも光があたり、全体がよくわかる。その分印象が薄くも感じる。

背景ライティング2

背景の一部を切り取った画像です。上が今回のもの、下が全体に光が当たっているものです。正解はないので好みですが、私は上の方がイルミネーションが強調されて印象深いような気がします。下の方がゴールドソーサーの建造物はしっかり見えていますが、どちらかという平凡な印象を私は受けるのですが、いかがでしょうか。

正解を誰かに教わるのもいいかもですが、自信を持って自分の好みで選べばいいと私は思います。

  • ライトを当てて調整できるのは被写体の明るさだけではない。背景を照らすことも検討してみよう。

 

 

調整のこと

調整の方向

そのままでも好みな感じになったのですが、思っていたほど背景のレトロな哀愁感が出ていない感じだったので、暗部を下げて、ゴールドソーサーの『暗い部分』も強調してみることにしました。

それと、ウーパールーパーの艶感ももうちょっと出したいな〜とイメージしながら調整を進めます。

 

 

調整作業と段階別SS

未処理

グループポーズで撮影したままの未処理のSS「おでかけ」。

未処理

このままでもイイくらいです。グループポーズの機能だけでもSSとしてはしっかりと撮影できる感じがしますよね!

あぁ、この艶、このペタペタ感をもっと楽しみたい!愛でたい!

ということで続きます。

 

 

色味(色温度下げ)とシャープ

色温度を下げてやや赤みを出し、さらにシャープネス処理をした画像。

色温度↓シャープネス処理

色温度を少し赤み方向へ調整しました。調整項目としては「色味」などです。そしてシャープネスも調整。大きな変化はありませんが、少し暖かみが増しました。

 

 

ハイライトとシャドウを下げ

ハイライトとシャドウの設定を下げて全体が暗くなった画像。

ハイライト↓シャドウ↓

露光量や明るさの項目を下げてもいいのですが、私はハイライトとシャドウを下げました。先ほどと比べると一気に落ち着いた絵になりました。ちょっとしっとり感が出たのもいい感じ。

 

 

明るさと、最暗部・最明部の調整

一番暗い場所と一番明るい場所を最終調整し、最後に全体の明るさをわずかに上げて仕上げた画像。

主に一番暗い場所と一番明るい場所を最終調整

好みによっては微妙な所ですが、艶やかさを維持しながらもう一段階前の明るさに近いところに最終調整したような感じです。

仮にiPhoneでの調整であれば「ブラックポイント」と「明るさ」などを動かしてみるといいと思います。

うーん、ツヤツヤペタペタしてますね。イイ!

 

 

前後比較

グループポーズで撮影したままの未処理のSS「おでかけ」。

未処理

一番暗い場所と一番明るい場所を最終調整し、最後に全体の明るさをわずかに上げて仕上げた画像。

完成品

いかがでしょうか。私は、レトロ感のある煌びやかさを表現できたと感じています!

夢の国で元気に飛び回るウーパールーパーをイメージしていたとしたら、また全然違う仕上げになると思います。

ところで……元も子もないことを言うと、レトロ感って一体何なんでしょう……。わかっているようでわかっていないような、わかったと思ったらそれこそが間違ってるような謎の存在です。

レトロスペクティブの略で意味は懐古。過去を懐かしむという意味ではノスタルジーの同義的な……ってノスタルジーも正確にわかっているか自信がありません。

ノスタルジーはフランス語、ノスタルジアが英語のようです。意味は……エモーショナル、センチメンタル、メランコリックな感情をもたらす。とのこと。

ほぉ…………??

私が感じてる部分というか、付加価値として感じているのは、温故知新のようなものなのかもしれません。恐らく、自分のリアルタイムとは違う、古い映画や写真、古き良き時代の一般大衆的な芸術に触れることで得られた新鮮味のようなものが、時に創作意欲を刺激するのかもしれないですね!

そう考えてみると、昔の映画やアニメを観る時にも今までとは少し違う視点でも楽しめるような気がします。

 

 

あとがき

コントラストを上げるのと違うの?と思うかもしれません。単純に全体のコントラストを上げる調整とは全然違うものではありますが、好み次第でどちらでもいいと思います。試しにコントラストだけを上げたものと比較してみましょう!

完成したSSと、コントラストを上げただけのSSを比較したGIF動画。

完成品とコントラストのみアップ品のGIF動画

どちらがお好みでしょうか。全体的に色鮮やかな方が、コントラストだけ上げたものです。

 

結局これもどの程度あげるか次第ではありますから、この比較に騙されてはいけませんが……って騙す気はないですけど、コントラストを上げただけのものの方が、色鮮やかさの中に少し軽快さがあると思います。

今回の完成品の方は、コントラストだけを上げたものよりかなり落ち着きがある仕上がりです。比較すると、同じように派手だけどなんか渋い。みたいな。

 

同じ色鮮やかなタイプのSSですが、方向性が全然違うことがわかっていただけたらいいな〜と思っています。こういう差が、自分のイメージの違いということですね。

 

それならコントラストを上げる幅を減らしてその分少し暗い部分を増やして、色味を少し変えたら結局同じようになるじゃないかって思うかもしれませんが、その通りです。ていうか、結局同じことをやることになって、限りなく近くも出来ると思います。

 

イメージを形にする方法はたくさんありますから、どれでもいいと思います。その過程を楽しみながら、イメージ通りの作品が作れればそれで良いのではないでしょうか。

 

ここでは初めての人でも親しみやすいようスマホの純正機能でやれる範囲でやっていますが、トーンカーブなどを使ったレタッチの方が写真界隈では一般的だと思います。でも結局やってることは同じことですしね。

 

そんなごちゃごちゃと細かいことはどうでもいいですか??ごもっともです 笑

 

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【更新履歴】

  • 2020/08/26-Ver.1
  • 2022/03/16-Ver.3「続きの6の一部内容を移植して6の記事は削除しました。記事内の構成やデザインを見直しました。」

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